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2005年10月21日
U2ボノ、ブッシュ大統領と会談 アフリカ問題など意見交換
ワシントン(AP) 米国ツアー中のロックバンド「U2」のボーカルで貧困救済活動など国際問題への積極的な発言でも有名なボノさんが19日夜、 ワシントンでのコンサートを前にホワイトハウスを訪れ、ブッシュ米大統領と昼食を共にした。
2005.10.20
Web posted at: 16:11 JST
- AP
ホワイトハウスの職員食堂でそれぞれに昼食を注文した2人は、大統領執務室脇のダイニングルームで2人だけで食事をした。
大統領はいつもながらのグレースーツに赤いネクタイ。ボノさんもいつもながらの黒い上着に黒いジーンズ、サングラスというおなじみの姿だった。大統領は、執務室を案内して回ったという。
ボノさんはホワイトハウスへ向かう前にローリング・ストーン誌の取材に答え、ブッシュ大統領と会うときも、ほかのどんな世界的指導者と会うときも、別に緊張しないと話している。
「緊張すべきなのは連中の方だ。自分たちが当番のときに何が起きたか、責任を問われる立場なんだから」とボノさん。「ぼくは、極貧の中にいる人たちの代表、誰よりも弱い立場の人たちの代表だ。ぼくは心の中にそういう気持ちを抱えている。ぼくはパンチを繰り出す。その拳は、一緒に部屋にいられない人たちのもの。その人たちの激しい怒りや憤りや痛みを、ぼくは代表している」「その人たちの道義的な力はぼく個人の力よりもはるかに大きい。その人たちの意見は、ぼく個人の意見よりもはるかに重みがある。だからぼくは緊張なんかしない」と同誌に話している。
ホワイトハウスのマクレラン報道官によると、ボノさんとブッシュ大統領は1時間40分を超えた会談で、最貧国の債務帳消し問題やエイズ、マラリア、世界貿易などについて意見交換。さらに、U2が19日と20日にワシントンで行うコンサートについても話し合ったという。
21日付ローリング・ストーン誌とのインタビューでボノさんは、ブッシュ大統領がアフリカのエイズ対策に150億ドル提供すると申し出たことを称賛。その一方で、政治経済改革と人権保護に取り組む国に援助を提供するとしていた「ミレニアム・チャレンジ計画」の予算をブッシュ政権と連邦議会が大幅削減したことについて、残念だと述べ、当初表明した通りの額を提供するよう大統領を説得し続けるつもりだと話した。
ボノさんは同誌で、保守だろうがリベラルだろうがどの大統領も支持していないが、ブッシュ大統領がアフリカに資金を提供してからというもの、ほかの問題について大統領批判がしづらくなったと認めた。イラク戦争は支持しないと公言しているが、自分の最大の目的は貧困・弱者救済なので、表だったイラク戦争反対運動はしていないと説明。
「ぼくは(貧しい人たちの)ために働いている。そのせいでイラク戦争について言いたい放題できなくなるなら、それは仕方がないことだ。受け入れるつもりだ。でもぼくはおしゃべりなアイルランドのロックスター。(イラク戦争についてブッシュ政権を批判できないのは)そりゃイライラするよ」とボノさん。
投稿者 ほっとけない*** : 15:48
2005年10月18日
新しい開発資金-6カ国が航空券税(国際連帯税)導入へ
先月の国連ワールドサミットで、フランスを始めとする6カ国による新しい開発資金、航空券税(国際連帯税)が導入されるとの発表がありました。
航空券税の概要、経緯、シラク大統領やドビルパン首相の文章の翻訳、GCAP(グローバルな貧困根絶運動)の声明、Stamp Out Poverty(英国のトービン税グループのキャンペーン)の声明、を報告します。
詳細は、オルタモンドのウェッブサイト http://altermonde.jp/ をご覧ください。
投稿者 ほっとけない*** : 12:34
2005年07月11日
世界各国からのニュース速報
・貧困、気候変動、テロ対策の取り組み強化=グレンイーグルズ・サミット議長総括
・サミット:アフリカ支援倍増決定も両者に深い溝
・「問題解決には程遠い」NGOは厳しい評価
・閉幕したG8サミットへの緊急声明
・アジアの混沌からアフリカの絶望へ世界の支援はシフトを始めた
■貧困、気候変動、テロ対策の取り組み強化=グレンイーグルズ・サミット議長総括
2005年 07月 9日 土曜日 02:41 JST
[グレンイーグルズ(スコットランド) 9日 ロイター] 主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)が採択した世界経済と石油に関する議長総括の骨子は以下の通り。
・貧困、気候変動への取り組みに加え、テロ対策への取り組みを強化。
・2015年までにアフリカの経済、貿易の規模を倍増することなどを実現するため、アフリカ・パートナーシップ・フォーラムを強化。
・京都議定書を批准した国は、同議定書へ引き続きコミットし、成功に向けて取り組む。
・世界経済の成長を維持することを支援するために役割を果たすことを確認。
・石油価格について、透明かつ適時のより包括的なデータを通じ、市場の不安定性を削減するための具体的な行動の必要性を説明。
・国内及び多国間の双方の努力を通じて、大量破壊兵器およびその運搬手段の拡散の課題に断固として対処する決意を強調、北朝鮮とイランにおける拡散の脅威を懸念。
・北朝鮮に対し、6カ国協議への復帰、核兵器関連計画の廃棄を求めた。
© ロイター 2005 All Rights Reserved
■サミット:アフリカ支援倍増決定も両者に深い溝
引用:毎日新聞
【ヨハネスブルク白戸圭一】主要国首脳会議(英グレンイーグルズ・サミット)は8日、アフリカ向け政府開発援助(ODA)の倍増を柱とする声明を採択したが、主要国(G8)とアフリカの代表7カ国首脳との拡大会合では、アフリカ側から支援の枠組みに対する注文が相次ぎ、両者に深い溝があることを浮き彫りにした。
「アフリカはもはや『病める大陸』ではない。我々の努力を分かってほしい」。アフリカの首脳の一人は拡大会合でこう述べ、「アフリカでは独裁政治や汚職が多い」とG8が懸念を抱いていることに反発した。別の首脳は過去に資金援助が途中で止まったケースを挙げ、「今回は支援を続けてほしい」と訴えた。
G8は支援額倍増こそ華々しく打ち上げたが、いつ、どれだけ資金援助するのかは決まっていない。支援の前提は「民主的で汚職のない政府」。G8には当然でも、アフリカにすれば実施の際に文句を言われ、支援を止められるのではないかとの危惧(きぐ)がある。
G8は、アフリカ14カ国を含めた18カ国の債務400億ドルの返済免除でも合意した。しかし、サハラ砂漠以南の貧困国34カ国の債務総額は推定2300億ドル。毎年270億ドルの援助を受けて390億ドルを返済するいびつな構図だ。貧困撲滅を目指すアフリカの非政府組織(NGO)「アクションエイド」のムクリナ南部アフリカ代表は、サミットの決定を「要求とはほど遠い」と指摘した。
サミット前に開かれたアフリカ連合(AU)首脳会議で、ガーナのクフォー大統領は毎日新聞に「アフリカには良い面も悪い面もある。良い面を積極的に見てほしい」と述べた。G8とアフリカの間の認識の差を埋め、アフリカの「変革の芽」を見いだして支援してほしいとの主張だ。
毎日新聞 2005年7月9日 18時32分
■「問題解決には程遠い」 NGOは厳しい評価
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引用元:中国新聞
【グレンイーグルズ9日共同】8日閉幕した主要国(G8)首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)の結果について、各国の非政府組織(NGO)からは、主要議題となった気候変動やアフリカ支援をめぐり「一定の前進はあったものの、問題解決には程遠い」との厳しい評価が相次いだ。
NGOなどの連合体「メーク・ポバティー・ヒストリー(貧困を過去の歴史にしよう)」は、2010年までにアフリカなど発展途上国への援助額を500億ドル増やすとしたG8合意について「今後5年間に5000万人近い(アフリカの)子どもが貧困のために死亡すると予想される現状では、支援は少なすぎ、遅すぎる」と指摘。「さらなる行動が緊急に求められている」との声明を出した。
■閉幕したG8サミットへ現地から緊急声明 2005/07/09
引用元:JANJAN--------------------------------------------------------------------------------
テロの衝撃のなかで開かれたG8サミットが8日、閉幕した。「テロ対策に関するG8首脳声明」が採択される中、主要議題の1つであったアフリカの貧困問題に関し、日本政府は事前に「対アフリカ開発支援〜G8サミットに向けた小泉総理大臣からアフリカへのメッセージ」を発表。以下は、それを受けた日本国際ボランティアセンター(JVC)の高橋清貴氏が現地から出したプレスリリースです。(=以上、編集部補足)
「日本政府の対アフリカ開発支援」に関して
今回のG8サミットにおける「日本政府の対アフリカ開発支援」に関し、日本政府はこれまで十分に取り組んできたとは言えないアフリカの貧困問題に対して、積極的な支援の姿勢を公式な場で表明したことをまずは歓迎します。しかし、これまで私たちが政府開発援助(ODA)のあり方に関して提言してきたことを繰り返すまでもなく、重要なのは言葉ではなく、具体的なアクションで示すことです。
G8というハイレベルの政治の場でのコミットメントは、大枠を決めるものに過ぎません。日本政府は、ここでの約束を果たすに当たって、情報公開、説明責任、意味ある市民参加を確保しながら、特にアフリカの草の根の人々の声をしっかり反映させて実施されていくことを期待します。このことを確認した上で、今回の支援内容に関してコメントします。
(1)5年間で100億ドルのODA増額について
厳しい財政難の中、日本政府はサミット直前までODAの増額はアフリカ向けODAの倍増、「保健と開発」に関するイニシアチブのために5年間で総額50億ドルの拡充に限られていました。サミット直前において、ODA総額の増額を決めたことは前例のない画期的なことだと考えます。
しかしながら、今回のサミットは、国連改革、特に日本の安保理常任理事国入りを交渉中という文脈の中で行われたものであり、その意味で今回のODA増額がアナン報告書が示す安保理入りの条件を満たすためのパフォーマンスと取られないとも限りません。今回のサミットのテーマが貧困削減とアフリカ支援であることを確認し、今回表明された支援策がそのために決定したものであることを日本政府は実行をもって示す必要があると考えます。
サミット直前に発表された2005年の「骨太の方針」では、ODAは「事業量の戦略的拡大」という表現で留まっています。今回の増額も、同じ意味で解釈されることになります。日本政府は、どのような財源で増額し、どのような目的に使用するのか、そのビジョンと具体的計画を早急に明らかにすべきであると考えます。
(2)アフリカ支援策の方向性について
日本が今回示したアフリカ支援策の内容は、保健と教育の2つを重要優先分野としてはいますが、全体として、アジアでの経験を元にアフリカに自由主義経済を定着させ、経済成長を促進することに力点が置かれているように思われます。発表された支援内容では、日本が得意とするインフラ支援について明示的に言及はしていません。
しかし、日本政府は様々な機会にインフラを通じた経済成長を、アジアで成功させた日本の得意分野としてて標榜しており、今回のアフリカ支援においてもインフラ支援に重点がおかれるものと推測します(例えば、保健分野支援として水供給のためのインフラ)。アジアでのもう1つの重要な経験は、環境や社会に大きな影響を与えるインフラ支援を行うには、住民の「意味ある参加」が不可欠であり、そのために社会環境ガイドラインの徹底などが不可欠です。アフリカにおいて、これが十分に行われるように必要な要件(技術協力や必要な制度作り、内貨予算確保や税制の改革など)に十分な配慮を行って実施されることを望みます。
(3)貧困削減に対する日本政府の考え方について
貧困削減は、援助のみによって実現するものではありません。特に、アフリカの自立を進めるためには、債務削減や不公正貿易の改革、税制確保を含む必要な制度改革、小型武器の蔓延などの治安状況の改善、人権についての理解の徹底など、様々な要因の連関に注意する必要があります。
これまで、日本は貧困削減について経済成長という手段の重要性以外は、いかなる形でも包括的なビジョンと戦略を発表していません。今回のサミットを契機として、日本政府の貧困削減に向けたビジョンを明確に示し、そのためには、現在の複雑なODAの実施制度と構造の改革を進めることを要望します。また、改革に当たっては、2003年にOECDの開発援助委員会が行った日本のODAに対するピア・レビュー報告を参考にすべきです。
(4)9月の国連特別総会に向けて
貧困問題が、安全保障や人権と密接な連関のもとにあることは、昨年発表されたハイレベルパネル・レポートやアナン報告書『In Larger Freedom』において、特に強調されている点です。9月の国連特別総会は、今回のサミットで表明した約束をより包括的な文脈の下で、日本の考え方を示す良い機会です。日本は、国連改革について、包括的なビジョンと戦略を早急に市民に公開し、市民と議論する場をつくることを提案します 。
その中で、今回の「アフリカ支援」について検討されることが、何よりもこれまで十分な信頼と支持を得られなかったODAを市民と共により良いものにしていく機会であると考えます。
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このリリースに関するお問い合わせは日本国際ボランティアセンター(JVC)までお願いします。
日本政府の対アフリカ開発支援〜G8サミットに向けた小泉総理大臣からアフリカへのメッセージ〜は次のページ
【関連記事】現場からのG8サミット報告(1) (2)
(高橋清貴)
■アジアの混沌からアフリカの絶望へ世界の支援はシフトを始めた
〜ほっとけない世界の貧しさ〜
アフリカ……なんだか、随分と遠い大陸の話だ。
先日、女優の宮沢りえがNHKデジタルハイビジョン番組「輝く女たち」シリーズに出演していた。20歳の頃に彼女が出かけたアフリカ・ケニアへの旅の様子を追いかけたドキュメンタリーだった。親しくなった案内役のマサイ族の男性との会話。彼女は泥の絵の具でサバンナの遥かなる平原を眺めながら、人生をポツポツと語りながら抽象画を描いていく。美しい、美しいアフリカがそこにある。
一方、同じアフリカのダルフール地域。スーダンの西部地域では今、まさにジェノサイドが起きている。歴史的経緯があるとはいえ、アラブ系のスーダン政府とそれに支援された武装民兵ジャンジャウィードがアフリカ系住民の村を襲い、女性、子どもも関係なく、大量に殺戮している。対して国連は沈黙している。ルワンダの悲劇が繰り返されているが誰も止めないし、止められない。当地の命の値段。白人1人は8万5000人の黒人の命と等価なのだという(NHKスペシャル=7月9日放送)。美しくないアフリカ、どうしようもないアフリカ。
気がつけばアジアの悲劇どころではない、“貧しすぎるアフリカ”の現実に目を向けようというムーブメントが今年に入り、俄かに活気づいてきた。日本においても、そうした活動に力を注ぐ人々が登場し始めた。
●なぜアフリカなのか、何が起きているのか
2005年は国連の創設60周年に当たるという。9月には特別首脳会議が開催され、ここで2000年に採択されたミレニアム開発目標(MDGs)、すなわち、「途上国の絶対的貧困者数、10億とも12億とも言われる人数を半分に減らす」などの8つの目標についてのレビュー(中間評価)が行われることになっている。
ところで、2001年の「9.11」以降、国際社会は「貧困」より「テロ」に目が向いてしまい、貧困根絶問題は脇に追いやられてしまっているのが現実である。このことの影響もあり、特にアフリカ地域では、エイズの爆発的蔓延など、社会は危機的状況に直面している。
こうした問題意識の中で、この1月のダボス会議(世界経済フォーラム)でも貧困がテーマとなった。
一方、市民社会においては、世界のNGOなどが昨年の9月、南アフリカのヨハネスブルクの国際会議でG−CAP(グローバル・コール・トゥー・アクション・アゲインスト・ポーバティ)設立を決意するとともに、運動を組織し、今年の1月、第5回世界社会フォーラムが開催されていたブラジル(ポルトアレグレ市)で正式にキャンペーンをスタートさせた。結果、現在、すべての大陸にまたがる50カ国以上、延べ1億5000万人以上を代表する構成団体が参加し、その数は増え続けているようだ(「ほっとけない世界のまずしさ」プレスリーリース:7.5)。
日本においては、G−CAPキャンペーンとして、当初、NGO有志により「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーンが立ち上げられ、5月26日に、「ほっとけない 世界のまずしさ キャンペーン」設立記念の集いを経て、正式に活動をスタートさせ、今日に至っている。
主催者の資料によれば、「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンは、【政府に対して援助、債務、貿易政策を中心に、貧困削減に資する政策の履行を求めるとともに、世界的な連帯のシンボルである「ホワイトバンド」を通じて市民への意識啓発活動を行っている。現在、31のNGOが賛同しているほか、中田英寿選手、作家の村上龍、歌舞伎の中村勘三郎、歌手のミーシャさんなどもホワイトバンドをつけることでキャンペーンに賛同の意を示している】という。
●G8に向けた「ほっとけない」の記者会見
市民社会の貧困根絶運動は、この7月6〜8日のG8サミットに向けて集中的な活動を展開した。日本においても、7月8日午後2時より、「ほっとけない世界のまずしさキャンペーン事務局」「アフリカ日本協議会(AJF)」「TICAD市民社会フォーラム」の3団体が共同で、プレスセンター6階において、記者会見を開いた。
「ほっとけない」事務局の一員でもある2つの団体は次のような団体である。
AJFは、1993年10月に東京で開かれた「アフリカ開発会議」を機に民間の手で1994年に設立された団体で2004年NPO法人化した。アフリカの人々の地域自立のための自主的な取り組みを支援し、対等な協力関係をつくることを目的としている。
TICAD市民社会フォーラムとは、2003年秋に開催されたTICADIII(第3回アフリカ開発会議)を契機に、アフリカのNGOとともに、日本の研究者や開発実務者、市民により結成された。調査、研究、政策提言を行っている。
●会見に至る背景
2005年は、1月にGDN(グローバル・デベロップメント・ネットワーク)の第6回年次総会、4月にはインドネシアでのバンドン会議(アジア・アフリカ会議)、アフリカ農村開発行動計画会議、G8サミット、そして9月にMDGs中間レビュー会議が開催予定となっている。
こうした世界的なアフリカへの関心の高まりを踏まえて、「ほっとけない」事務局ほか2団体は、2005年を将来のアフリカ支援のための重要な年と位置づけ、この4月20日にアフリカ支援に関する声明文を発表した。そして、G8サミットでもアフリカ支援が地球環境と並んで主要課題とされる中、G8にアフリカ支援に真剣に取り組むよう求めたものである。
記者会見で「ほっとけない」の田中徹二さん(オルタモンド事務局長)は、このG−CAP運動の世界的高まりを次のように説明した。
「G−CAPは90カ国で1000の組織と2億人が参加しています。この運動を側面から盛り上げたのがロックコンサートのライブ・エイトでした。世界のスーパースターが集まったんですが、7月2日に世界10都市で同時開催され、200万人が参加しました。衛星放送では20億人が見たとも言われます。日本でも幕張メッセで行われ、ドリームズ・カム・トゥルーなどが参加しました。決まったのが1週間前だったと聞いていますが1万人が集まりました。G−CAPは世界のセレブ、有名人たちも参加しています。7月7日には『ほっとけない』のウェブサイトのアクセス数は1日に100万件にもなりました」
また、稲場雅紀さん(<特活>アフリカ日本協議会理事)もアフリカの貧困の危機的状況をこう話した。
「冷戦構造が終焉して10〜15年の間に貧富の格差、富める世界と貧しい世界の格差が大きく広がったということです。世界が、勝つものと負けるもの、富めるものと貧しいもの、2つに分かれつつあります……HIVエイズを例にすると、2004年末時点で世界で4000万人の感染者のうち、70%がアフリカに集中しています」
具体的な日本政府への要求は以下の通りである。
○2015年までにODAをGNI(国民総所得)比0.7%までに引き上げるための具体的な日程を発表し、実現すること。(ヨーロッパは発表済み。北欧はすでに1%に達している。日程を公表していない国は、アメリカ、日本、カナダであるが、アメリカはこのところ3倍に増額している。市民社会では、2008年までに250億ドル、2010年までにさらに250億ドルの追加援助が望ましいとしている。GCAPでは先進国による対途上国支援500億ドル即時増額を求めている)
○債務については、6月のG8財務相会合で債務免除が認められた18カ国に加えて、あと44カ国の債務帳消しが必要。
○欧米諸国の国内農家に支払う巨額の輸出補助金やそれに準じる国内保護政策の撤廃を求める。
○日本政府がサハラ以南アフリカに対するODAの地理的配分を35%に引き上げることを求める。
○日本・アフリカの政府だけでなく、市民社会や民間セクターが参画し、アフリカにおける貧困削減と格差是正を目的とする「アフリカ日本連帯基金」を創設し援助を一本化、その40%の執行に市民社会の力を活用すること。
●G8での成果は?
「ほっとけない世界のまずしさ」事務局はG8終了後、この評価をニュースリリースとして発表している。以下はその内容だ。
○日本はこれまで削減され続けていたODAの増額(5年間で100億ドル)を発表、今回のG8で追加援助額を表明した唯一の国となり、G8の目標になんとか貢献できた。
○債務に関しては対象国拡大への言及はなかった。
○途上国支援は、2010年までにG8全体で500億ドル、を目標としていたが、これは日本の増額でなんとか達成できた。
○G−CAPや国連、イギリス政府によるアフリカ委員会は2010年までに各ドナー国が国民総所得0.7%を援助に拠出するという35年前の約束を守ること、緊急の要請として年間500億ドルの追加支援を2006年以降、即時実行する、ことを望んでいたが、0.7%についてはコミットメントはなし、2006年時点で必要とされていた500億ドルは2010年まで待つこととなり、2006年度には50億ドルほどしか用意されないことになった。
「G8、アフリカ支援に政治的指導性示せず」……「貧困との闘いは国連サミットに」
というのが総括である。
(小池正春)
◇
ほっとけない世界の貧しさ
投稿者 ほっとけない*** : 00:48
2005年07月10日
世界各国からのニュース速報
ロックとオペラの論理=論説室・玉置和宏
毎日新聞
[アフリカ支援]「金額だけが一人歩きせぬように」
読売新聞
特集:グレンイーグルズ・サミット議長総括(詳報)
毎日新聞
「ライブ8」主催者ら、アフリカ援助で成果とサミットを評価
朝日新聞
ロックとオペラの論理=論説室・玉置和宏
引用
◇グレンイーグルズ(英国)で
グレンイーグルズホテルの記者会見場にロックスターのボブ・ゲルドフさんが現れた。主要国首脳会議(G8サミット)の取材でロック歌手のお相手かと思ったらこれが大きな間違いだった。
「アフリカの貧困は現代の最も大きな政治問題だ。アフリカを救うには公正な貿易が必要です。欧米は自国保護で巨額な農業補助金を投入しているがこれがアフリカを苦しめているのですよ」
マクロからミクロまで現代アフリカのすべてを的確に説明してくれた。そのそばに同席していたケニアのマータイ副環境相(「もったいない」という日本発環境用語を世界に広めている)と一緒にいちいちもっともだとうなずいた。
今年のサミットは市民社会の価値観に目を向けてこの考えを具体化した初めての会合である。世界の大都市で行われたアフリカ支援の「ライブ8」は数十万人の観衆を集めた。その先頭にかつての盟友ブレア首相がいたのだろう。
実は7年前に同じ英国のバーミンガムでやはりブレア首相のホストでサミットが行われた。その時初めて「ジュビリー2000」というNGO(非政府組織)が「債務をゼロに」というスローガンを掲げて手と手の「人間の鎖」で会議場を囲んでいた。それを新聞メディアとして初めて社説に紹介したのが昨日のように思える。
ユニラテラリズム(単独行動主義)と批判されたブッシュ米大統領ですら例の「9・11」同時多発テロの後には貧困削減予算を急増させた。「貧困こそテロの誘因である」という世界的世論に応じたのだろう。
その功労者であるブレア首相がその成果をまさに手にする瞬間を狙ったロンドン爆破テロは「世界最悪の卑劣人間」という言葉しか思い浮かばない。
今回で海外サミット取材は7度目になった。小泉純一郎首相は5度目だから彼のサミットのすべてをカバーしたことになる。
私のみるところ非論客系だがなかなか善戦している。01年のジェノバではイタリア人記者への当意即妙のアンサーは最高だった。
「今度のサミットはオペラに例えるとどうだったか」という質問に「テノール、バス、そうソプラノもあって、いやソプラノはなかったけど、バリトンというようにいいハーモニーを奏でていたねぇ」と楽しそうに答えていたのを思い出した。このイタリア記者が「ソプラノって誰か」と筆者に聞きにきたので「それはブッシュ米大統領に決まっているよ」と答えたものだ。G8の世界に限らずひとつ間違えるとソプラノのユニラテラリズムは冠たるものがある。しかし今年のソプラノはイラク戦争後のけじめがつかないせいか元気がない。「ロンドンテロ」で一層弱気になった。
それでもやはりソプラノが居ないとモーツァルトの「フィガロの結婚」は成り立たない。ロックは世界音楽のごく一部にしか過ぎないことは誰でも知っているのだ。(次回は24日に掲載)
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ホームページはhttp://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/sui/
毎日新聞 2005年7月10日 東京朝刊
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[アフリカ支援]「金額だけが一人歩きせぬように」(読売新聞)
グレンイーグルズ・サミット(主要国首脳会議)はロンドン同時爆破テロの直撃を受けながらも、アフリカ支援と地球温暖化対策を最重点課題とするという当初からの狙いを貫いた。
アフリカ支援については、ナイジェリアなどアフリカ7か国首脳との特別会合での意見交換も踏まえて、議長総括で、具体的な合意を盛り込んだ。
先の財務相会議で一致していた最貧困18か国の国際金融機関に対する債務全額免除に加え、開発途上国全体への援助を2010年までに500億ドル増額し、うち250億ドルはアフリカ向けとし、今後5年間で倍増させる。
自立を促すための、教育や健康への投資の促進、農業などの人材育成や民間の投資を促す経済基盤の整備を助ける方向も示した。
支援の前提として、民主化、政策の透明性確保、汚職撲滅、域内の平和と安全実現への努力などを、アフリカ諸国に求めてもいる。
過去の援助では、資金が無条件にばらまかれ、被援助国の指導者たちの懐を肥やし、汚職を増やした、との批判もあった。そうしたことを繰り返さないための配慮だろう。
貧困や紛争、エイズなど感染症の被害に苦しむアフリカを、平和で安定した地域にするために手を貸すことは、世界全体にとっても重要である。
9月には貧困削減に関する国連の首脳会議でアフリカ支援の議論が予定されている。サミットに参加した国々以外の先進国も取り込んで、具体的な成果を生むような援助が進むように期待したい。
今サミットで、小泉首相は、今後5年間でODA(政府開発援助)の100億ドル増額、アフリカ向け援助の3年間での倍増を約束した。大詰めを迎える国連安保理拡大問題で、日本の常任理事国入りに、“大票田”のアフリカ諸国の支持を得る狙いも込められている。
日本の増額表明がサミットでの援助大幅増額の合意に貢献したとして、ブレア首相から感謝された。だが、これから必要なのは、被援助国の住民から感謝されるような援助を実施することだ。貧困削減に確実につながる援助だ。厳しい財政事情の下で、無駄遣いは許されない。
日本にはアジア向け援助で、“成功体験”がある。相手国の実情に応じて、無償援助と円借款、技術協力を組み合わせ経済・社会の基盤整備を促し、経済的な発展、自立に貢献した。
その実績を日本自身のアフリカ援助だけでなく、先進各国の援助の枠組み作りに生かすようにしていくべきだ。
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特集:グレンイーグルズ・サミット 議長総括(詳報)
英国北部スコットランドのグレンイーグルズで6~8日に開かれた第31回主要国首脳会議(サミット)は、ロンドンの同時爆破テロを非難し、テロ対策への取り組みを強化することを盛り込んだブレア英首相の議長総括を発表して閉幕した。議長総括の詳報は次の通り。
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我々は、グレンイーグルズにおいて、05年7月6~8日に、主要国首脳会議を行った。
◇ロンドンへのテロ攻撃
昨日、及び本日、グレンイーグルズに集まったすべての世界の指導者は、ロンドンに対する野蛮な攻撃を非難し、犠牲者と家族に対し、心から哀悼の意を表した。我々は、貧困との戦い、人命の救済、生活の改善に取り組むためにグレンイーグルズに来た。我々は、暴力がこのサミットの取り組みを妨害することを認めなかった。テロリストはこれまでも、将来も成功はしない。我々は貧困及び気候変動への取り組みに加え、テロ対策への取り組みの強化を決意した。
◇気候変動
我々の気候変動及び世界経済の議論には、ブラジル、中国、インド、メキシコ、南アフリカの指導者と、国際エネルギー機関、国際連合、世界銀行、世界貿易機関のトップが参加した。
我々は、気候変動への対応、クリーンエネルギーの促進、持続可能な開発の達成について、共通の目的を設定した声明を発表した。
我々は、現在、気候変動が起きており、人間の活動がその原因であること、地球のあらゆる場所に影響を及ぼす可能性があることについて同意した。
我々は、世界的に(温室効果ガスの)排出の増加速度を減速させたうえで減少させ、炭素排出量の少ない経済に移行しなければならないことを理解している。このためには、先進諸国がリーダーシップをとる必要がある。
我々は直面する課題に対処するため、緊急に行動することを決意した。合意した行動計画は、この課題に向けた強い意志を示している。クリーンエネルギー技術の促進のために、市場を発展させ、開発途上国においてもそうした技術を入手しやすくし、ぜい弱な立場にある社会が気候変動の影響に適応できるよう手助けしていく。
新興経済諸国の指導者たちが、我々の議論に参加し、先進国と開発途上国の間のクリーンエネルギー技術に関する国際協力で新しいアプローチが取られるよう彼らの考え方を述べてくれたことを温かく歓迎した。
我々の議論は、国連気候変動枠組み条約の目的及び原則と一致した。G8と大きなエネルギー需要のあるその他の国との間の新しい対話の始まりを示すものである。行動計画を実施し、それを基に取り組んでいく中で、技術を交換し、排出を削減し、持続可能な方法で我々のエネルギー需要に応える最善の方法について探求する。
今年後半にモントリオールで開催される国連気候変動会議で、グローバルな努力を前進させる。
◇アフリカと開発
アフリカと開発の議論には、アルジェリア、エチオピア、ガーナ、ナイジェリア、セネガル、南アフリカ、タンザニアの指導者とアフリカ連合委員会、国際通貨基金、国際連合及び世界銀行の指導者らが参加した。
我々は、2015年までのミレニアム目標達成に最も遠い状況にあるアフリカで、同目標に向けた進ちょくを加速させる方法について議論した。
我々とアフリカのパートナーたちは、強く、平和で、繁栄するアフリカを築き上げるために、これまでの進歩をさらに推し進めることが互いの利益であるということで合意した。我々はこれが達成されるべきであると確信しており、とるべき行動について合意した。
今週のアフリカ連合首脳会議で強く再確認されたように、アフリカの指導者は、貧困削減と経済成長の促進のための計画を推進し、透明性を高めより良い統治を行う。民主的な制度とプロセスを強化し、汚職に対して完全に不寛容であることを示し、アフリカ内の貿易へのすべての障害を除去する。また、大陸全体に永続的な平和と安全を実現すべく努力する。
G8は、これに呼応してアフリカの進展を支援する包括的な計画に合意した。これは、本日の我々が別途、採択した声明に示されている。我々は以下のことについて合意した。
・アフリカの平和維持部隊がアフリカにおける紛争をより良く抑止、予防及び解決することができるよう、それら部隊に対して追加的な資金等を供与する。
・より強い民主主義、効果的な統治、透明性に対する支援を拡充し、汚職と闘い、失われた財産を回復することに貢献する。
・保健及び教育への投資を促進し、エイズ、マラリア、結核その他の致死性の疾病と闘うために行動する。
・アフリカの貿易力構築のための支援や、ビジネスに必要なインフラへの追加的な投資により、成長を促進し、投資環境を改善する。また、アフリカにとって貿易が役に立つようにする。
G8の指導者は、強固な国家開発計画を持ち、民主主義及び透明性向上に努め、より良い統治を目指しているアフリカ諸国のため、大きな追加的資金により、この計画を支援することに合意した。我々は、貧困国が自らの開発戦略と経済政策を決定し、また主導する必要があることで合意した。
我々は、2010年までにアフリカへの支援を倍増させることで合意した。経済協力開発機構によると、すべての開発途上国向けの援助は、2010年までには年間の総額で約500億ドル増加し、そのうち少なくとも年間総額で250億ドルがアフリカ向けとなる。G8とその他の国々は、その資金を調達し、また前倒しでもたらすために、予防接種のための国際金融ファシリティー(IFF)や航空券への連帯税、IFFを含む革新的資金調達メカニズムを進展させる。これらのメカニズムの実施について作業部会で検討する。
G8は、6月11日の財務大臣間の合意で述べられているとおり、重債務貧困国が国際開発協会(IDA)、国際通貨基金及びアフリカ開発基金に対して抱える債務のすべてを削減することに合意した。さらに、ナイジェリアの約170億ドルの債務を帳消しにするとのパリクラブの決定を歓迎した。
G8及びアフリカの指導者は、これらの措置や、我々の包括的計画の中のその他の措置が実施された場合には、以下のことが実現できると合意した。
・2015年までにアフリカの経済及び貿易の規模を倍増させる
・国内、海外投資を増加させる
・毎年、何千万人もの人々を貧困から救う
・年間に何百万人もの人々の生命を救う
・すべての子供を初等教育機関へ入学させる
・すべての人々に基礎的な医療と初等教育を提供する
・2010年までに可能な限り多くの人がエイズ治療を受けられるようにする
・若者に対し、雇用やその他の機会を創出する
・アフリカにおける紛争に終結をもたらす
これらを確実に実現させるため、我々は、アフリカ・パートナーシップ・フォーラムを強化し、同フォーラムが共同行動計画を策定すべきことに合意した。
しかし、我々は、これがほんの始まりに過ぎないと認識している。我々は、今日まで達成した進歩をさらに前進させなければならない。この精神に基づき、9月にニューヨークで開催される国連特別首脳会合に向け前進するとともに、ドーハ開発アジェンダが確実に成功するよう取り組まなければならない。
◇世界経済、石油、貿易
我々は、引き続き堅調さが期待されている世界経済の成長の見通しについて議論した。高騰して不安定になった原油価格は、G8だけでなくぜい弱な開発途上国にとっても特に懸念すべき問題だ。透明性があり、適切なタイミングで開示される包括的なデータがあれば原油市場の不安定性をなくせるのであり、我々はそのデータを得るための具体的な行動の必要性に言及した。
我々は、世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(新ラウンド)全体を成功裏に終結するため、よりいっそう努力することに合意した。G8と新興経済パートナーは、12月のWTO香港閣僚会議までに大筋で合意し、06年中には最終合意に至るため、政治的な努力で弾みをつけることで合意した。
我々は農産品や工業品、サービス分野の貿易でより広く市場を開放する。農業分野の貿易をゆがめる国内農産品への補助金を削減するだけでなく、あらゆる形の輸出補助金を確実な期限までに撤廃させることも確認した。ただ農業交渉では、後発の開発途上国にとって重要な意味を持つ農産品があることをG8が尊重し、彼らが自らの経済戦略を決定できるよう、柔軟性のある合意にすることを保証する。
◇地域情勢と不拡散
我々は中東和平4者協議の撤退担当特使である、ジェームズ・ウォルフェンソン氏と会談し、パレスチナ国家の将来的な自立に向けて(イスラエル軍の)ガザ地区およびヨルダン川西岸の一部からの撤退を支援する取り組みと、そのプロセスを長期的に続ける提案について報告を受けた。我々は同氏の努力を強く支持し、将来に向けて同氏の提案をどうすれば最もよく支援できるかを検討する。
我々はG8と地域の政府、ビジネスおよび市民社会との誠実な協力に基づく「拡大中東および北アフリカの前進と共通の未来に向けたパートナーシップ」への決意を再確認した。政治的、経済的、社会的および教育上の改革を加速するため、この地域でとられている措置を歓迎し、同地域に表れつつある変革の機運を支持することを強調した。このパートナーシップの取り組みをさらに前進させる機会として、今年11月にバーレーンで開かれる「未来のためのフォーラム」に期待している。
昨年12月26日に大きな悲劇を生んだインド洋災害から6カ月が経過したことを受け、我々は津波後の人道援助および国連による一連の復興活動への支持を強調し、将来の災害からのリスクを減らし、人道システムの改革を奨励する決意を確認した。
我々は、大量破壊兵器とその運搬手段の拡散が、国際テロとともに今なお、国際平和と安定への大きな脅威になっていることを再確認した。我々は、我々の決意を確認するとともに、すべての国に対し、不拡散に関する国際的な規範を完全に守り、軍備管理と軍縮に関する義務を果たすことを求めた。我々は、一国および複数の国が連携し、拡散の課題に断固として対処する決意を強調した。特に、北朝鮮とイランにおける拡散の脅威を懸念した。
イランに関して我々は、イランの核計画に関する懸念に対し、交渉をもって対応するため、欧州連合(EU)とフランス、ドイツ、イギリスの努力を支持し、イランが中東和平を支援し、人権や基本的な自由を尊重する重要性を再度表明した。
北朝鮮に関しては6カ国協議を支持し、北朝鮮政権に対して迅速に同協議に復帰することを強く求めた。また核兵器関連計画を廃棄することを求めた。北朝鮮は長期にわたり、人権状況や、拉致問題に関する国際社会の懸念に応える行動をとっていない。
スーダンおよびイラクにおける情勢についても議論し、我々の共通の見解を定める宣言を発表した。我々は別途、中東和平プロセス、拡大中東・北アフリカ・イニシアチブ、インド洋災害、拡散対策、テロ対策に関する声明、および安全かつ容易な海外渡航イニシアチブ(SAFT1)の進ちょく状況の報告も発表した。
これに加え、我々は以下についても議論した。
・アフガニスタンについて、我々は、復興、治安、麻薬対策、法の支配の回復といった長期的な課題に対処するアフガニスタン政府と同国民に対し、我々が支援していく責任を再確認し、議会選挙、地方選挙が近く行われることを歓迎した。
・国連改革について、我々は、グレンイーグルズでの進展が、9月の国連ミレニアム宣言に関する首脳会合で、明確かつ野心的な成果を出すことに寄与するものと考える。我々は、同首脳会合において、開発、安全保障、人権、国連の行政改革に関する大きな前進がみられることが重要であると改めて強調したい。
我々は、06年に次回サミットを主催するとの、ロシア連邦大統領の申し出を歓迎した。
毎日新聞 2005年7月10日 東京朝刊
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「ライブ8」主催者ら、アフリカ援助で成果とサミットを評価
2005年07月09日20時26分
[グレンイーグルズ(スコットランド) 8日 ロイター]アフリカ貧困救済を訴えるコンサート「ライブ8」を主催したボブ・ゲルドフさんとU2のボノさんは8日、主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)について、アフリカ支援倍増などの成果を上げたと評価した。
ボノさんは、「これは極貧の終わりではないが、終わりの始まりだ」と強調した。ゲルドフさんは、今回のサミットの点数として、援助については10点満点中の10点、債務削減については8点、としている。
投稿者 ほっとけない*** : 17:54
2005年07月08日
世界各国からのニュース速報
・「ライブ8」最終コンサート、サミット首脳らに貧困救済訴え
・豪華スターが"貧困をなくそう"運動に賛同
・貿易拡大で自立成長を、アフリカ支援で特別文書採択へ
・英国サミットアフリカ支援で結束図れ
・G8首脳会談6日開幕
http://www.oricon.co.jp/music/news/p-et-tp0-050707-9003.html
2005年07月07日
豪華スターが“貧困をなくそう”運動に賛同
「ホワイトバンドプロジェクト」の日本キャンペーン“ほっとけない 世界のまずしさ”の広告映像が、6日より公式サイト(www.hottokenai.jp)にて公開されている。世界各国で展開されている貧困撲滅運動の一環で、日本ではMr.Childrenの桜井和寿やプロサッカー選手の中田英寿らが参加。キャンペーンに賛同した著名人たちが3秒ごとに指をパチンと鳴らすことで、「3秒に1人貧困のために子どもが死んでいる」という現実を訴え、貧困撲滅へ向けてメッセージを発信している
出演者:カヒミ・カリィ、北島康介、桜井和寿、SHIHO、TERU、中田英寿、中村勘三郎、一青窈、藤原紀香、Misia、宮沢和史、村上龍、柳楽優弥、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアス ほか
http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200507070039.html
「ライブ8」最終コンサート、サミット首脳らに貧困救済訴え
2005年07月07日21時16分
[エディンバラ 6日 ロイター] 「ライブ8」の最後のコンサートが英スコットランドのエディンバラで行われ、参加アーティストらが主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)の首脳らに貧困救済を訴えた。
エディンバラのコンサート会場は、同サミット会場から65キロメートルの距離。
主催者のボブ・ゲルドフは、「ライブ8」が圧力となって首脳らが貧困問題に取り組むことを期待しており、また貧困国の債務免除、援助倍増、貿易条件の改善を求めている。
ゲルドフとU2のボノは、一部のサミット首脳らと対面した。議長を務めるブレア英首相に対しては、アフリカと貧困問題をサミットの重要課題としたとして賞賛を惜しまなかったが、サミットで「ライブ8」の要求が通る見通しについては不明。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20050708ib02.htm
貿易拡大で自立成長を、アフリカ支援で特別文書採択へ
【グレンイーグルズ=川戸直志】サミットの主要議題で、8日に採択されるアフリカ支援の特別文書案が明らかになった。
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アフリカ諸国への民間投資を増やすため、投資環境の整備が重要と指摘したうえで、貿易の拡大によって、自立的な成長を促している。
文書案では、アフリカの輸出を促進させるため、アフリカ諸国が国際機関と協力することや、途上国同士の貿易を増やすことについて、主要国が支援することで合意する。 また、国際金融機関などの支援で、貧困者が利用できる金融サービスを多様化するほか、農業の生産性を上げるための包括的な支援を行う。都市と農村の関係を強化し、貧困者の自立に結びつけるのが狙いだ。若者の職業教育や訓練なども支援し、雇用促進を図る。
民間投資の拡大による経済成長は、日本がアジア向けの経済協力で実績を築いてきた。小泉首相は首脳会議で、経済支援の額の大きさだけでなく、「一村一品運動」などで特産品の輸出促進を進めるなどしてきた「日本型の支援」をアピールする方針で、自立的な成長を後押ししてきた考え方がアフリカ支援の文書にも生かされる。
(2005年7月8日3時4分 読売新聞)
http://www.topics.or.jp/Old_news/s050707.html
7月7日
英国サミット アフリカ支援で結束図れ
主要国首脳会議(サミット)が日本時間の七日早朝から三日間の日程で、英国北部のリゾート地、グレンイーグルズで開かれる。
地球温暖化問題と並んで、内戦や飢餓、エイズなどの感染症にあえぐアフリカへの支援が主要議題となる。サミットでアフリカ問題が前面に打ち出されるのは、今回が初めてである。
実質的な成果に乏しく、年に一度の“政治ショー”ともいわれるサミットだが、アフリカ問題は深刻で、緊急を要する課題だ。主要国が大いにリーダーシップを発揮し、国際社会がアフリカ支援を加速させる転機になるよう期待したい。
国連児童基金(ユニセフ)によると、サハラ砂漠以南のアフリカでは、マラリアなど予防可能な病気で多くの子供が死んでいる。五歳児未満の死亡率(二○○三年)は千人当たり百七十五人と世界平均の二倍以上に上るが、各国とも借金を抱え、保健衛生や教育のための資金を捻出(ねんしゅつ)できないのが実情だ。
二○○○年の国連ミレニアムサミットでは、国際社会が協力して貧困人口の半減などを目指す「ミレニアム開発目標」を採択した。今年は目標達成状況を点検する節目の年にも当たっており、今回のサミットでは、他の地域に比べて特に貧困の解消が遅れたアフリカを集中支援する方策を討議する。
先月の主要国財務相会合では、ルワンダなどアフリカの十四カ国を含む最貧国が国際金融機関に負っている債務を全額削減することで合意している。これに加え、各国首脳がどこまでアフリカ支援に踏み込めるかが焦点となる。
日本は乳幼児医療や感染症対策などのため、アフリカを中心に五年間で計五十億ドル(約五千五百五十億円)を新たに投入する一方、農業振興などで存在感をアピールする方針だ。米国も一○年までにアフリカ援助を倍増するとしている。
問題は、こうした多額の援助金が独裁政権を潤したり、政府高官の懐に入ったりで、貧困解消につながっていないことだ。アフリカはこの十年間に援助金を千四百億ドル(約十五兆五千四百億円)失ったとの指摘もある。
これまでどおり援助金をばらまくだけでは、汚職を助長するだけになりかねない。では、どうすれば実効性のある支援ができるのか。アフリカ諸国の経済的自立につながる支援の在り方を、具体的に打ち出してもらいたい。
もう一つの主要議題である地球温暖化問題は難航しそうだ。京都議定書を離脱したブッシュ米大統領が「経済活動と相いれない」として、拘束力を伴う二酸化炭素(CO2)削減に引き続き反対の意向を表明しているからである。
サミットでは、その米国をはじめ、新興経済国として招かれた中国、インドなど、京都議定書で温室ガスの削減義務を負わない主要排出国に対しても、前向きな取り組みを促す必要がある。
一方、温暖化防止やエネルギー問題を話し合う新たな多国間協議の場を設けることで合意する見通しになったことは評価できる。主要国以外にも多くの国が協議に参加して、対話を深めてほしい。
国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す日本にとって、サミットは支持拡大の場ともなる。“大票田”のアフリカ諸国に、しっかりと存在感をアピールすることも忘れてはならない。
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/intl/20050707g8
G8首脳会談6日開幕 レイバーネット日本
投稿者 ほっとけない*** : 14:01
グレンイーグルズ・サミット情報 ヤフー
投稿者 ほっとけない*** : 01:00
2005年07月02日
ネルソン・マンデラ氏のスピーチ:6月11日:全文和訳&動画(英語)
マンデラ氏スピーチ
ー2005年6月11日、ノルウェー・トロムソにて
「サウスアフリカのヨハネスブルグからノルウェーのトロムソまで、実に長い旅でありました。しかしここまで来られた事を幸せに思います。このコンサートを行うことで、みなさんは世界に対し、トロムソが貧困をなくしたいという意思があるという強いメッセージを発しています。そのことに今夜、みなさんは誇りをもってください。
今日、私たちの住む世界は大きく二極化しています。この世は、科学技術が高度に発達していながらも、いまだに薬が手に入らないために、数千万もの子どもたちが死んでいく世界です。知識と情報がめざましく高度化しながらも、いまだに1億人もの子どもたちが学校に通えないでいる世界に私たちは住んでいるのです。
私たちの住む世界では、エイズの蔓延の恐怖が私たちの生活の隅々にまで染み渡っています。その一方で、数千万人のHIV感染者が必要とする治療やサポートに必要なお金の額よりもっと多くのお金が武器に費やされています。この世は大きな約束と希望の地です。しかし同時に、病と飢えと絶望の世界でもあるのです。
3週間後、世界のリーダーがスコットランドに集まります。彼らはおそらく、世界がこれまでに直面した最も重大な問題に立ち向かうことになるでしょう。どうすれば世界から貧困をなくすことができるのか? 。私たち共通の未来は、このリーダーたちの働きにかかっているのです。今こそすべての人類の未来のために希望と可能性のドアを開く、歴史的なチャンスです。歴史と次の世代の子ども達が現代をどう判断するかは、数週間後に世界のリーダー達が下す決議にゆだねられているのです。わたしたちの子どもたちの命を救うよう、強く求めます。全ての子どもたちに健康を。もう少しで手が届くのです。何をしなければいけないか、何を犠牲にしなければいけないかもよく分かっています。そのために今必要なのはリーダーシップ、洞察力、それに政治的勇気です。
今夜、トロムソでみなさんとお会いするために、みなさんにアフリカそのものをつれてきました。私たちとみなさんの土地は遠く離れていますが、同じ人間性をもっていることを知っています。今週はトロムソのみなさんがその心を実証してくださいました。エイズの蔓延によって私たちが直面している課題が、実は地球上すべての人類にも影響してくる問題であることを、みなさんは理解してくださいました。
アフリカで私たちが抱える苦しみを共有することで、みなさんは私たちに希望と、可能性ある未来を広げてくださっています。この同じ人間性のもとに団結し、同時にまだまだ多くの課題が残されていることに気づきます。世界を二分する不平等によって、感染病に苦しむ何千万人もの人々は投獄されつづけ、その人生の可能性は奪われつづけてしまいます。世界中で確かに高まりつつあるうねりと共に、ぜひみなさんも声をあげてください。勇気と行動する意思を持たない限り、それだけ私たちの兄弟姉妹、子どもたち、孫たちは死を強いられることになるのです。この時代が歴史として振り返られるとき、私たちは世界の危機から背を向けた世代として記憶されることになるのでしょうか、それとも正しい道を選んだと記録されるのでしょうか。
私たちが共有する人間性とそれにともなう全てのことを、勇気をもって認識して下さったトロムソのみなさんに感謝します。このリーダーシップを記し、トロムソを最初の46664*大使の市とします。
何年も昔、私の長い旅路はまだ終わっていないと申し上げました。今夜ここに集い、この旅路を歩んでいるのは私たちだけではないことを知り、非常に元気づけられました。この試練を受けて立つことで、みなさんはすでに私たちと一緒、つまり、アフリカ人となった**のです。
おやすみなさい。 ありがとうございました。」
*「46664」: マンデラ氏がアパルトヘイト政権下で投獄されていた時代の囚人番号。現在もアフリカを蝕む貧困やエイズの蔓延が、アパルトヘイトと同様に差別と抑圧が原因で起こるとの認識から、「貧困という監獄から人々を開放する」ことを目指し、貧困・エイズと戦うキャンペーンの名前とした。
**「アフリカ人となった」: ここでは、「貧困と戦うために手を取り合い、立ち上がる人々」の象徴として、「アフリカ人」という言葉を用いている。
投稿者 ほっとけない*** : 00:55
ネルソン・マンデラ氏のスピーチ:6月11日:全文原文
Les Mandelas tale
This has indeed been a long journey from Johannesburg in South Africa to Tromso in Norway. But we are pleased to be here. Tonight, the people of Tromso can stand tall and proud. In hosting this concert you have signaled to the world that you care.
Today we live in a world that remains divided. A world in which we have made great progress and advances in science and technology. But it is also a world where millions of children die because they have no access to medicines. We live in a world where knowledge and information have made enormous strides, yet millions of children are not in school.
We live in a world where the Aids pandemic threatens the very fabric of our lives. Yet we spend more money on weapons than on ensuring treatment and support for the millions infected by HIV. It is a world of great promise and hope. It is also a world of despair, disease and hunger.
In less than three weeks time the leaders of the G8 nations will meet in Scotland. They will face perhaps the most critical question that our world has had to face ? how do we remove the face of poverty from our world. So much of our common future will depend on the actions and plans of these leaders. They have an historical opportunity to open the door to hope and the possibility of a better future for all. History and the generations to come will judge our leaders by the decisions they make in the coming weeks. We urge them to save the lives of our children ? let every child be a healthy child. We have this within our grasp. We know what to do and what it will cost. We now need leadership, vision and political courage.
Tonight in joining you in Tromso, we have brought Africa to you. Even though there is a great distance between our lands, we know that we share a common humanity. This week the people of Tromso have demonstrated this common humanity. You have recognized that the challenges we face as a result of the Aids pandemic affects us all.
In sharing this burden with us in Africa, you bring us hope and a future of possibilities. While we unite in this common humanity, we also know that much more needs to be done. The inequalities that divide us continue to imprison and deny life’s possibilities to millions impacted by this pandemic. We urge you to add your voice to the groundswell that is surely gathering around the world. The more we lack the courage and the will to act, the more we condemn to death our brothers and sisters, our children and our grandchildren. When the history of our times is written, will we be remembered as the generation that turned our backs in a moment of a global crisis or will it be recorded that we did the right thing?
We want to thank the people of Tromso for the courage to recognize our common humanity and all that it entails. In recognition of this leadership we have made Tromso the first ambassador city for 46664.
Many years ago, I said that my long walk has not yet ended. As we stand here tonight, I gain great comfort in the knowledge that we are not alone on this journey. In taking on this challenge you have become part of us and so you are now all Africans.
Goodnight and thank you.
投稿者 ほっとけない*** : 00:51
2005年07月01日
ネルソン・マンデラ氏のスピーチ:6月11日:原文
“Today, we live in a world that is divided. A world in which we have made great progress and advances in science and technology.But it is also a world where millions of children die because they have no access to medicines.
We live in a world where knowledge and information have made enormous strides yet millions of children are not in school. It is a world of great promise and hope. It is also a world of despair, disease, and hunger. In less than three weeks time, the leaders of the G8 nations will meet in Scotland. They will face perhaps the most critical question that our world has had to face. How do we remove the face of poverty from our world? So much of our common future will depend on the actions and plans of these leaders. They have an historical opportunity to open the door to hope and the possibility of a better future for all. History and the generations to come will judge our leaders by the decisions they make in the coming weeks.” [See the full speech at www.one.org]
Nelson Mandela, Troms?, Norway, 6/11/05
投稿者 ほっとけない*** : 11:10
スペインにおけるホワイトバンド・アクションの様子
投稿者 ほっとけない*** : 01:36
スペインにおけるホワイトバンド・アクションの様子
投稿者 ほっとけない*** : 01:36
2005年06月26日
ボブ・ゲルドフ、英音楽祭で貧困撲滅デモ参加を呼びかけ
[ロンドン 25日 ロイター] アフリカ貧困救済チャリティーコンサート「ライブ8」の主催者ボブ・ゲルドフが25日、英グラストンベリー音楽祭の観客に向けて、来月2日スコットランドのエディンバラで行われる貧困撲滅デモへの参加を呼びかけた。
デモは主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)を前に、発展途上国の債務問題に取り組む運動「メイク・ポバティー・ヒストリー(貧困を過去のものに)」の一環で開催され、少なくとも10万人の参加が見込まれている。
ゲルドフは、「これは正義に続く長い道のりの最終区間。その最後の一押しが、ここグラストンベリで始まる。わたしと同じように世界を変えられると思うなら、2日にエディンバラで会おう」と観客に呼びかけた。
投稿者 ほっとけない*** : 16:50
2005年06月21日
U2のボノ氏「日本はもっとやれる」アフリカ支援要請
引用元 読売新聞(2005年6月18日14時1分 読売新聞)
世界的なロックスター、ボノ(45)が、アフリカ貧困の撲滅を目指し、精力的に動いている。
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7月初めの主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)前の同月2日には、各国の大物スターが参加する大規模な無料コンサート「ライブ8」を東京を含む世界8都市で開き、アピールする予定だ。
ボノは17日、本紙と会見し、日本や米国などがアフリカの貧困撲滅に取り組むのは「慈善ではなく、正義の問題だ」と訴えた。
「毎日6300人がエイズなど予防可能な病気で死んでいる。人口の7割は1日2ドル以下で生活している……」
アフリカの貧困のデータが次々と飛び出す。ボノは、ブッシュ米大統領ら多くの国の指導者に直接会い、こうした実情を訴えてきた。来月のサミットで議長を務めるブレア英首相がアフリカ支援を主要議題に据えたのは、ボノら活動家の猛烈な事前運動があったため、とも言われる。その彼は「次のターゲットは日本の小泉首相だ」と語った。
ボノのアフリカ支援との真剣なかかわりは、20年前にさかのぼる。1985年7月、アフリカ難民救済のための史上最大のチャリティー・ロック・コンサート「ライブ・エイド」に参加し、窮状を知った。以来、抗議行動ではなく、政治家の懐に入って直接訴える独特のスタイルで活動してきた。
「85年は、1億4000万ポンド(約280億円)が観客から集まった。でも、アフリカではたった1週間で債務返済に消える額だと、数年後に知った。結局、政治家が動かないと貧困の構造は変わらない」
ボノが訴えるのは、〈1〉最貧国の債務免除〈2〉援助金の大幅増額〈3〉アフリカの輸出機会を増やすための公正貿易の実現——の3点だ。
日本のアフリカ支援はここ数年、徐々に減り、2003年実績で5億2900万ドルと、ピーク時の約4割にまで落ちた。小泉首相は今年4月、それを今後3年間で倍増すると発表した。
「日本はアフリカでもっとやれる。世界のリーダーである日本の義務だ。コイズミは『アジア』でなく、『世界』を視野に判断できる人物だと思う」
どうやって政治家の懐に入るのか。「政治家はロックスターがただ叫んでも、びくともしない。でも、彼らが気にする有権者や企業などがおれたちの存在を認め始めると、結構相手にするものなんだ。ライブ8はその大きなきっかけ。日本でもそれを狙っている」
トレードマークのサングラスを外し、静かに語る青い目がキラリと光った。(ロンドン 飯塚恵子、敬称略)
(2005年6月18日14時1分 読売新聞)
投稿者 ほっとけない*** : 01:26 | トラックバック
2005年06月14日
ライブ・8 ピンク・フロイドの再結成が決定、ブラーのデーモンはイベントを批判
何ヶ月にも渡る噂を経て、ピンク・フロイドが7月2日にロンドンのハイド・パークで開催される「ライブ・8」で再結成することを明らかにした。20年以上前にバンドを脱退したベーシスト/ソングライターのロジャー・ウォーターズは、ギタリスト/シンガーのデヴィッド・ギルモア(写真)、ドラマーのニック・メイソン、キーボードのリチャード・ライトと久々にステージを共有し、アフリカの貧困問題を訴える。
ギルモアはバンドの公式サイトを通じて、「多くの人と同様に、俺はG8の首脳たちが第3世界での貧困を救済すべく、支援を増加してくれることを望んでいる」とコメントし、4人組が24年ぶりに再結成ライブを行うことを発表した。「アメリカが飢餓に苦しむ国々に、GNPのあんなにわずかな一部しか与えないなんて狂っている。このような状況下では、ロジャーとバンド間の過去のいざこざはとるに足らないことであり、再結成することがこのコンサートへの注目を集める上で助けになるのであれば、価値のあることなのだろう」。
70年代に大きな成功を収めたピンク・フロイドだが、『The Wall』や、ビルボード・アルバム・チャートに741週に渡ってランクインした『The Dark Side of the Moon』といったヒット・アルバムの影には、ウォーターズの力があった。ウォーターズは1983年にバンドを脱退し、何年にも渡り、マスコミを通じてギルモアとの泥沼劇を繰り広げた。残りのメンバーがピンク・フロイドとして活動することを禁止するよう訴訟も起こしたが、敗訴していた。ギルモア率いるピンク・フロイドは1994年以来ライブ活動を行っていない。
1985年に開催された「ライブ・エイド」では、故ジョン・ボーナムの代わりにフィル・コリンズがドラマーを務めたレッド・ツェッペリンの再結成が話題を集めた。
また、グリーン・デイがベルリンでのライブ・8への参加を公式サイトで発表した。ベルリン公演には他に、ブライアン・ウィルソン、クロスビー・スティルズ&ナッシュ、ローリン・ヒル、A-HAの出演が決定している。
2組のバンドの出演が決定した一方で、ゴリラズとブラーのリーダー、デーモン・アルバーンは参加する気がないようだ。BBCラジオによれば、現地時間の10日、デーモンはラインアップを「バカみたいにアングロ・サクソンだらけ」と批判したとのこと。「人々のためにパーティーを開くなら、彼らに対してドアを閉めるなよ——アフリカ差別を永続させるだけだ」。
ライブ・8のスポークスパーソンはこれに反論し、BBCニュースに対して、主催者側はワールド・ミュージックのファンだけのためのコンサートにしたくないと述べた。「ボブ・ゲルドフの目的は、スタジアムやアリーナを埋め尽くすほどたくさんのお客さんを集められるヘッドライナーをラインアップすることでした」と彼は語っている。現時点でロンドン公演に決定している黒人アーティストは、UKのラッパー、ミズ・ダイナマイトと、スヌープ・ドッグ、ユッスー・ンドゥールのみ。
スポークスパーソンは「大規模のアフリカ系イベント」も計画中だと述べたが、確定はしていない。
投稿者 ほっとけない*** : 21:17 | トラックバック
2005年06月11日
ブラッド・ピットのインタビュー、貧困撲滅への意識高める
引用-ロイター
[ロサンゼルス 10日 ロイター] 米俳優ブラッド・ピットがABCの番組インタビューで貧困国への支援拡大を訴え、エチオピアの子どもたちとの映像が流されたことから、米国で世界的な貧困撲滅支援への意識を高めたようだ。
7日の「プライムタイム」にチャンネルを合わせた視聴者は、ピットの新作「Mr. And Mrs. Smith」で共演した女優アンジェリーナ・ジョリーに関する面白い情報をあることを期待していたかもしれないが、ピットの人道支援への訴えは、明らかにジョリーの情報より強い印象を残した。
人道支援団体によると、番組終了後、12万人以上がブッシュ大統領に対し、連邦予算の1%を人道支援費として追加し、世界の指導者たちにも同様の措置を取るよう促すことを訴える同団体のオンラインサイトに署名したという。
投稿者 ほっとけない*** : 20:45 | トラックバック
2005年06月09日
ライブ8、エディンバラでも開催ヘ
[エディンバラ 7日 ロイター] 主要国首脳会議(サミット)に合わせて行われるアフリカ貧困救済コンサート「ライブ8」で、サミット開催地スコットランドの中心都市エディンバラでの公演も決定した。
主催者が7日明らかにした。
ライブ8は7月2日にロンドンとパリ、ベルリン、ローマ、フィラデルフィアの世界5都市で開かれるが、エジンバラでのコンサートはその4日後、サミット会場グレンイーグルス・リゾートから車で1時間のマレーフィールド・スタジアムで行われる。
ダイドやアニー・レノックス、トラビス、テキサス、ユッスー・ンドゥールなどの出演が予定されており、2日の出演者の一部も加わる見込み。約6万人の観客動員が予想されている。
投稿者 ほっとけない*** : 10:53 | トラックバック
2005年06月05日
ライヴ・エイドの21世紀版“Live 8”、ついに開催決定!
CDジャーナル
以前から根強い噂として囁かれていた、世紀のチャリティ・イベント“ライヴ・エイド”の21世紀版とも言えるチャリティ・イベント“Live 8”の開催がついに正式に発表されました!
先日5月31日に再び発起人を務めるブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフによって発表され、それによれば、イギリス・ロンドン、フランス・パリ、ドイツ・ベルリン、イタリア・ローマ、アメリカ・フィラデルフィアの計5ヵ所にて7月2日に開催される予定。これは、7月6日にスコットランドで行なわれる主要国首脳会議(G8サミット)に併せての開催となるもので、ボブ・ゲルドフはその目的について“アフリカが直面する様々な問題に注意を引き付けること”とコメントしています。
今回ボブ・ゲルドフの呼びかけに応えて参加するのは、U2、コールドプレイ、ポール・マッカートニー、シザー・シスターズ、スティング、ヴェルヴェット・リヴォルヴァー、マドンナ、ローリン・ヒル、ブライアン・ウィルソン、ボン・ジョヴィ、サラ・マクラクラン、スティーヴィー・ワンダー、50セント、P.ディディ、ジャミロクワイ、ユッスー・ンドゥール、フェイス・ヒル、デュラン・デュランなど、現在までに判明しているだけで総勢60組以上にもおよぶアーティストたち。またスパイス・ガールズが再結成の場に選ぶのでは?とも噂されているので、今後も出演者はさらに増えていきそうな状況です。イベントはテレビ放映も予定されており、またネットでもAOL Music site経由ですべてをシーンを観覧出来る模様。音楽史の残る世紀のイベントを、ぜひともアナタもご体験ください! 開催まで、あと約1ヵ月!
≪イギリス・ロンドン≫
・マライア・キャリー
・コールドプレイ
・ダイド
・キーン
・エルトン・ジョン
・アニー・レノックス
・ポール・マッカートニー
・ミューズ(UK)
・レイザーライト
・R.E.M
・シザー・シスターズ
・スノウ・パトロール
・ステレオフォニックス
・スティング
・ジョス・ストーン
・ロビー・ウィリアムス
・U2
・ヴェルヴェット・リヴォルヴァー
・ボブ・ゲルドフ
・キラーズ
・マドンナ
・ザ・キュアー
≪ドイツ・ベルリン≫
・a-ha
・Bap
・クロスビー,スティルス&ナッシュ
・ローリン・ヒル
・Die Toten Hosen
・ピーター・マーフィー
・ブライアン・ウィルソン
≪アメリカ・フィラデルフィア≫
・ウィル・スミス
・ボン・ジョヴィ
・マルーン 5
・デイヴ・マシューズ・バンド
・サラ・マクラクラン
・ロブ・トーマス
・キース・アーバン
・ジェイ・Z
・スティーヴィー・ワンダー
・50セント
・カイザー・チーフス
・P.ディディ
≪フランス・パリ≫
・アンドレア・ボチェッリ
・クレイグ・デヴィッド
・Calo Gero
・ジャミロクワイ
・Kyo
・Yannick Noah
・ユッスー・ンドゥール
・プラシーボ
・アクセル・レッド
・Johnny Halliday
・マヌー・チャオ
・Renaud
≪イタリア・ローマ≫
・Irene Grandi
・フェイス・ヒル
・Jovanotti
・ティム・マッグロウ
・Nek
・Laura Pausini
・デュラン・デュラン
・Vasco Rossi
・ズッケロ
■ Live 8の公式HP は、こちら。
投稿者 ほっとけない*** : 00:07 | トラックバック
2005年06月03日
ライブ・エイド再び、世界5都市で貧困救済コンサート開催へ
[ロンドン 31日 ロイター] 1985年にエチオピア飢餓救済を掲げてチャリティーコンサート「ライブ・エイド」を成功させたボブ・ゲルドフらは5月31日、7月2日に世界5都市で再び大規模な慈善コンサートを開催すると発表した。
7月8日にスコットランドで開幕する主要国首脳会議(サミット)を前に、アフリカの貧困根絶を呼びかけることが目的。
サミット参加8カ国にちなんでコンサートのタイトルは「ライブ8」とされており、発展途上国の債務問題に取り組んでいる団体「メイク・ポバティー・ヒストリー」のエジンバラ集会に合わせて行われる。
開催都市はロンドンとパリ、ベルリン、ローマ、フィラデルフィアで、入場料は無料。
ロンドン会場の出演予定者は、マライア・キャリーやコールドプレイ、エルトン・ジョン、マドンナ、ポール・マッカートニー、REM、シザー・シスターズ、スティング、ロビー・ウィリアムス、U2。
フィラデルフィア会場については今のところ、ボン・ジョビ、マルーン5、P.ディディ、スティービー・ワンダー、ウィル・スミスの出演が確定している。
投稿者 ほっとけない*** : 00:48 | トラックバック
2005年05月12日
U2のボノ、ビル・ゲイツ氏の自宅を訪問へ
[シアトル 25日 ロイター] ロックバンドU2のボノが今週末のシアトル公演後、米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長の自宅を訪問する。
ゲイツ氏が25日、ロイター通信に語った。
世界一の富豪として知られる同氏は、自身の慈善団体を通じて発展途上国への医療支援活動に携わるなか、途上国の債務問題に精力的に取り組んでいるボノと知り合い、親交を結んだ。
同氏は、以前からボノのファンだったことを明らかにしたうえで、「ぼくらは途上国でやるべきことがまだあると信じている。ボノは(途上国問題で)大きな影響力を持った人物」とコメント。
ただ、同氏は、マイクロソフトの競争相手のひとつであるアップル・コンピュータの製品、
iPodのU2バージョンを購入するつもりはないと明言、ビジネスと友情のけじめをつけていることを強調した。
投稿者 ほっとけない*** : 01:46 | トラックバック
ボノとブラッド・ピット 発展途上国のためのキャンペーンをキックオフ
【ビバリーヒルズ】現地時間の6日、U2のボノと俳優のブラッド・ピットがタッグを組み、エイズや飢餓、貧困といった世界的な危機と闘うべく、「One Campaign」という名のキャンペーンをキックオフした。ボノとピットは、俳優のジャイモン・フンスーと、MPAAの社長兼CEOのジャック・ヴァレンティと共に記者会見に出席した。
「これは目的ではない、緊急事態だ」と説明したボノは、アフリカでは毎日何千もの人々が予防できるはずの理由で命を落としていると述べた。そして今日の若者に、60年代の若者がアメリカでの市民権運動を行ったように、発展途上国の救済を率先して行うよう呼びかけた。
ブラピはこの運動に参加せざるを得なかったのは、ボノのせいだとからかった。「彼がしつこかったんだ。僕の任務は確実に変わったけれど、人生も変えてくれた。彼にはそのことをとても感謝しているし、尊敬している」。
そしてブラピは一転して真面目な表情で、先日アフリカを訪れ、薬がないためにエイズや感染症で死んでいく人々に会ったことを振り返った。そして「One Campaign」への参加は個人的なものだと語り、「僕は現地で見てきたんだ。これで目を背けたら、犯罪だと思う」。
このキャンペーンは寄付金を求めているわけではなく、公式ホームページ(One.org)にアクセスして、世界の貧しい国々に必要な物資を送るよう書名するよう呼びかけている。最終的には、アメリカ合衆国が国家予算の1パーセント、または250億ドルを寄付することを要求している。
ボノはこのような活動はMTVの視聴者に完璧だと感じているとのこと。「彼らは厄介者になりたがるだろう。俺たち音楽人間は、ちょっとしたいたずらが好きなんだ。今回は良い目的のために騒動を巻き起こせるだろう」。
ボノの説明によれば、ホームページで名前とメールアドレスを登録すると、最も貧困に苦しんでいる地域に食料や薬を送ることの重要性を訴えるメールを議員などに送るなど、タスクが送られてくるそうだ。ボノいわく、政治家のところにこのようなメールが殺到すれば、変化が生まれるとのこと。
「みんな世界を変えたいんだ、ロック・スターだけではなくてね」とボノ。「それにみんな変えることができる、ただオーガナイズすればいいだけさ。12、3歳の若い人にだってできるよ。これはちょっと変わった形の選挙みたいなものだ。投票権を先取りするようなものだよ。君にも権力に影響を与えることができるんだ」。
投稿者 ほっとけない*** : 01:42 | トラックバック
COLDPLAYのクリス、U2のボノら貧困国支援を訴える
COLDPLAYのクリス・マーティンやU2のボノらがブレア英首相に災害、紛争による貧困で苦しむアフリカなどの国々への支援を増やすよう手紙で訴えた。
手紙による訴えは災害時の支援活動や貧困問題に積極的に取り組む非営利団体「オックスファム」という飢餓救済委員会が働きかけたものらしいが、彼らの運動にクリスやボノの他、ジュード・ロウやコリン・ファースミニー・ドライヴァーらも賛同し、この手紙に署名しているとか。この手紙に寄せられた気持ちを首相がどこまで理解してくれるのか注目したいところ。イメージアップのためではなく子供達の未来のために日本のアーティスト達にもこういった運動をしてほしいものだ。

