2005年08月 アーカイブ
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2005年08月29日
9.10 WHITEBAND DAY (9.10ホワイトバンド・デー)のお知らせ
WHITEBAND on TOKYO TOWER 9/9,9/10@東京タワー
WHITEBAND 映画祭 9/9@六本木ヒルズ
WHITEBAND SWITCH ON 9/10@芝公園
WHITEBAND IN JAPAN 9/10@日本全国
地球のどこかで、3秒に一人、子どもがまずしさで命を失っています。
しかし貧困は人間が作り出したのだから、人間の力でなくすことができる。
私たち「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンはそう考え、
「ホワイトバンド」をシンボルに貧困問題の解決を訴えてきました。
詳細:http://www.hottokenai.jp/event/910.html
投稿者 ほっとけない*** : 22:17
2005年08月28日
国連総会:首脳会合採択文書 米国が大幅修正、削除要求
国連サミットに向けて議論を積み上げ、ドラフト3(ver.2)まで行った成果文書に対して、米国が膨大な修正提案を出してきましたので、お知らせします。以下、日本での新聞報道です。
ご参考:
グローバルガバナンス(国際社会の統治)の大胆な見直しなくして、MDGは不可能
アフリカ・国際市民社会組織による共同声明~国連ミレニアム+5評価サミットを前に
以下、記事。
国連総会:首脳会合採択文書 米国が大幅修正、削除要求
【ニューヨーク高橋弘司】国連改革を主要テーマに9月に開かれる国連総会特別首脳会合で採択予定の成果文書の草案を巡り、米国が750カ所以上もの修正、削除を行って計39ページの草案を3ページに大幅に短縮するよう要求していることが25日、明らかになった。
25日付米紙ワシントン・ポストなどによると、米国の主な削除要求は、▽「先進国ODA(政府開発援助)の国民総生産(GNP)比0.7%達成」など開発目標に関する文言▽核実験全面禁止条約(CTBT)早期発効への努力に関する文言--など。
また、米国は核軍縮への言及が多すぎると批判し、核不拡散強化に関する文言を逆に追加するよう求めている。草案はピン国連総会議長が提示していた。
国際社会の合意や総意を事実上無視し、国益追求に走るブッシュ政権の強硬姿勢を反映した形だ。首脳会合まで3週間弱となった時点での要求で、しかも米国は先週、これらの要求を盛り込んだ修正提案を一部の国連加盟国に提示して根回しを始めており、発展途上国を中心に「骨抜き」への警戒感が強まっている。
米国のボルトン国連大使は24日、草案を巡る交渉を急ぐよう促す書簡を各国国連大使あてに送付したばかりだ。
毎日新聞 2005年8月26日 19時07分
国連改革案、米国が400か所以上の修正要求
【ニューヨーク=白川義和】9月の国連首脳会合での採択を目指す国連改革案「成果文書」に対し、米国が400か所以上の修正を要求していることが25日、明らかになった。
Click here to find out more!
ブッシュ政権が重視する核不拡散や民主化などを前面に打ち出した内容で、途上国を中心に猛反発を招くのは必至。成果文書の採択を危ぶむ声も出始めた。
修正案は、「核軍縮」や「開発」に関する記述を大幅に削除。米政府が今月初めに着任したボルトン国連大使を改革の推進役にし、強硬路線を鮮明にした形だ。同大使は24日、各国の国連大使に書簡を送り、「ただちに交渉を始めることを提案する。代替案も可能だ」と抜本的見直しを迫った。
成果文書は、国連総会のピン議長(ガボン外相)が中心となって策定し、6月に原案を提示。〈1〉「平和構築委員会」創設〈2〉途上国の開発に向けた先進国の政府開発援助(ODA)増額〈3〉人権委員会の人権理事会への格上げ〈4〉国連事務局改革――などを柱とし、総会審議を経て、8月5日に39ページの第3次案を発表した。
これに対し、米修正案は「開発」の項目で、「先進国にODAの国民総生産(GNP)比0・7%達成を求める」くだりも含め、ばっさりと削り、行数を大幅に縮めた。
平和・安全保障分野では、「武力行使原則」を検討する必要性への言及を削除。議長案が核拡散防止条約(NPT)の三つの柱である「軍縮」「不拡散」「核の平和利用」を指摘するのに対し、修正案は「軍縮」の単語自体を一切使わず、不拡散のみを強調している。核実験全面禁止条約(CTBT)への署名や批准要請のくだりも削除された。
安保理改革では、議長案の「より広範な代表によるものとする」という文言を削除。アフリカなど地域代表の参加に反対し、安保理拡大を最小限にとどめようとする思惑を示した。
修正点は英文法の誤りも含めて400か所以上にのぼり、全体としてブッシュ政権の諸原則を簡潔に連ねたスタイルになっている。
(2005年8月26日23時33分 読売新聞)
■引用:日経
米「安保理の大幅拡大削除を」・国連草案の修正要求
【ニューヨーク=鈴木哲也】9月の国連総会特別首脳会合で採択される予定の「成果文書」の草案について、米政府が500項目以上の大量の修正を要求したことが分かった。焦点の安全保障理事会改革では「代表をより幅広く」という文言の削除を求め、安保理の大幅拡大を阻止する方針だ。ボルトン国連大使が今月任命されたことで、国連を国益に沿う組織に変革しようとする米保守派の姿勢が前面にでてきた。
機構改革や途上国の開発、人権など包括的な国連改革を扱う「成果文書」は、ピン総会議長が今春から加盟国と意見調整を重ねて約40ページの草案をまとめている。 (16:30)
投稿者 ほっとけない*** : 00:49
2005年08月27日
世界の貧困にどう取り組むの?各政党主要政党マニフェストのご紹介
ホワイトバンド・デー9.10の翌日は衆院選となりました。
郵政民営化は争点の一つでしかありません。
今後の日本をグローバルな視点で考えるなら、
貧困という課題は大きな争点になるべきと思います。
この「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンは
チャリティではなく、ホワイトバンドで意志を示し、
声をあげ、政策を変えていくムーブメントですから、
各党のマニフェストには注目しています。
詳細はこちら
http://hottokenai.jp/ngonews/archives/001_campaign_news/000558.html#more
投稿者 ほっとけない*** : 23:58
8/26、日本経済新聞朝刊に掲載されたホワイトバンドに関する記事について
本日(8/26/05)、日本経済新聞1面の「ネットと文明:自己主張の世紀」の記事のなかで、ホワイトバンドに関する記述に関し、複数お問い合わせをいただいておりますので、事実関係をご説明します。
記事のなかでは、「(ホワイトバンドの)代金は実費と団体運営費に消え、募金に回らないが…」と記載されています。確かに、「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン、および世界の貧困をなくそうというシンボルであるホワイトバンド運動は、これまでの「募金」キャンペーンとは一線を画すものです。
このキャンペーンは、善意によってなされる寄付や募金の価値を認めつつ、それだけでは世界の貧困はなくならないという教訓から出発しています。世界の貧困には、それを生み出す世界の構造の問題があり、それを変えることなくしては、いくら善意の寄付を積み上げても、貧困を生み出す速度には追いつけないのです。「ほっとけない」と連動している世界各国のキャンペーンでは、それゆえに、「チャリティーではなくジャスティス(正義)を」、「あなたのお金でなく声をくださいという共通のスローガンを掲げています。
しかしながら、「代金は実費と団体運営費に消え」という言い方は、誤解を招く可能性があります。すでにこのウエブサイトで円グラフを使って公開していますように、いまのところ、ホワイトバンドの売り上げのうち、約3割はホワイトバンドの原価および製作経費として使われ、約4割は流通関連経費として使われています。残りの約3割を、「世界の貧困をなくすための活動費」に充てる予定です。この「世界の貧困をなくすための活動費」は、「団体運営費」とは異なり、明確な意図と目的をもって、キャンペーンの一環としてその目的を果たすために、「消える」ものではなく、「使われる」ものです。
こういったお金の使い方は、「チャリティー」には慣れていても、「ジャスティス」を求めるキャンぺーンには不馴れな日本において、目新しいものであり、それゆえ、受け入れにくいものかもしれません。
そうだとしても、世界の貧困をなくすには、貧困を生み出す構造を変える必要があります。そのためには、一方で政策(特に先進国の政策)を変えるようにと、NGOを中心にもっと声を大にする必要があり、もう一方で自分たちの政府が世界の貧困に対してどのような政策をもち、それをどのように変えていくことで貧困をなくすことに貢献できるのかについて、「考え、行動する」幅広い層の市民の目が求められています。「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンは、そういった声に力を与え、そういった目を養うことを目指し、日々活動を展開しているのです。
上記について、この記事を書いた記者の方にもあらためてご説明いたしましたことをみなさまにご報告申し上げます。
「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン事務局
事務局長 今田克司
投稿者 ほっとけない*** : 02:07
「ほっとけない 世界のまずしさ」 報告と討論の夕べ 7/27 のご報告
「ほっとけない 世界のまずしさ」 報告と討論の夕べ 7/27 のご報告です。
「ほっとけない 世界のまずしさ」 報告と討論の夕べ 7/27 のご報告 資料です。

投稿者 ほっとけない*** : 01:02
2005年08月22日
ホワイトバンドスキンが追加2つリリース
ホワイトバンドスキンが追加2つリリースされました。
現在第1弾スキンは、ついに11日目にして2000人を越えて
2136人の方が使ってくださっているそうです!
white band skin2は、日本人のセレブが、
white band skin3は、国内外のセレブFlashにてランダム表示されます。
セレブ画像にマウスを置くと、それぞれの名前が表示されます。
詳しくはこちら
http://ameblo.jp/staff/entry-10003683307.html
※このスキンは、現状では残念ながらアメーバブログをご利用の方しかご利用になれません。他のブログサービスでも使えるよう、各サービス会社さんにお願いしてみてください。
投稿者 ほっとけない*** : 22:15
ホワイトバンド生産現場より
アフリカ生産を進めるべく、ホワイトバンドプロジェクトの生産担当者が南アフリカへ出張へ行ってきました!
そのブログレポートです。
http://ssu.cocolog-nifty.com/whiteband/2005/08/post_a358.html
投稿者 ほっとけない*** : 22:11
2005年08月18日
ほっとけないセミナー@表参道 8/30,9/1,3
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ほっとけないセミナー@表参道
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ホワイトバンドやLive8で「世界の貧困」が気になりだした。
でもそもそも、どうして貧困になるの?
アフリカが暑いからじゃないの?
え?違うの???
そんなあなたのための、世界を知る入門講座「ほっとけないセミナー」、
表参道で開講します。
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■第1回 8月30日(火)19:00~21:00
「どうして貧困になるの? ~ほっとけないアフリカの現実~」
スピーカー:日本アフリカ協議会(AJF)代表 林達雄
ナビゲーター:星野ゆか
■第2回 9月1日(木)19:00~21:00
「買い物が貧困をつくる? ~ほっとけない貿易事情~」
スピーカー:ピープルツリー 胤森なお子、オルタモンド 田中徹二
ナビゲーター:星野ゆか
■第3回 9月3日(土)19:00~21:00
「9月国連ワールド・サミットって?~ほっとけない世界の事情~」
スピーカー:オックスファム・ジャパン 山田太雲
ナビゲーター:星野ゆか
●各回とも、クリッキング・フィルム他のビデオを上映します。
●各回とも、様々な分野で貧困問題に取り組むNGOの紹介&交流の時間があり
ます。あなたの興味に合うNGOが見つかるかも。
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【場所】東京ウィメンズプラザ
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
(男性も大歓迎の会場ですのでご安心を!)
東京都渋谷区神宮前5-53-67 表参道駅から徒歩7分
【定員】第1回・第2回:各100名、第3回:80名
【参加費】 各回 800円
ホワイトバンドをしている方&当日ご購入の方は500円!
※参加費は当日受付にてお支払いいただきます。
<<「ほっとけない世界のまずしさ」リーフレット付き>>
【おまけ】会場ではフェアトレード・ティーをお楽しみいただけます。
【お申込方法】以下の内容を明記のうえメールまたはFAXで下記の申込先までお送りください。
・ お名前
・ Eメール
・ 電話番号
・参加希望日(3日連続でも1日だけでも可)
・「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンを知ったきっかけ
*お申込の方は件名の欄に「ほっとけないセミナー参加希望」とご明記ください。
*申込は定員になり次第打ち切らせていただきます。
*参加の可否はEメールまたはお電話にてお知らせいたします。
【お申込&お問い合わせ先】
「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン事務局
〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6 CIC-601 CSOネットワーク内
担当:長瀬 shinji@csonj.org FAX 03-5440-9114 TEL 03-3457-1165
投稿者 ほっとけない*** : 14:42
2005年08月17日
緊急:首相に、9月の国連ワールド・サミットへの出席と貧困問題への取り組みの明言を求めるメールアクション
小泉首相に、国連サミットへの出席と貧困問題への取り組みの明言を求める
メールアクションをスタートしました!
9月14日~16日に開催される「国連2005ワールド・サミット」は、
世界の首脳たちが世界の貧困問題の解決を目指して討議する場です。
ところが、総選挙となり、小泉首相がこのサミットに出られるかどうかが問題となってきました。
総選挙の投票日は 9月11日で、サミットはその3日後。
選挙結果がどうあれ、サミット時の首相は小泉さんです。
しかし読売新聞によれば「サミットには、小泉首相ではなく、町村外務大臣が出席する」とのこと。
このサミットにG8で2番目に大きい日本の首相が参加しないのでは、
日本が世界の貧困問題に正面から取り組むというメッセージを世界に向けて示すことができません。
私たちは、「国連2005ワールド・サミット」に小泉首相が参加し、
世界の貧困問題への責任を果たすと明言してもらうことを求めて、
首相へのメールアクションを呼びかけます。
投稿者 ほっとけない*** : 22:45
ホワイトバンドサイズ展開とTシャツ販売開始(数量限定)のお知らせ
ホワイトバンドの販売を開始して以来、本当に多くのお問合せやリクエストを頂戴致しました。
皆さまの声に応えるべく検討しました結果、この度 18日(予定)よりサイズ展開(3種類)、Tシャツ販売を行うことになりましたので ご報告申し上げます。
●ホワイトバンドサイズ展開
*レギュラー (約):内径63mm×幅12mm×厚さ2.5mm
(これまでの基本サイズ)
*スモール (約):内径58mm x 幅12mm x 厚さ2.0mm
*キッズ (約):内径50mm x 幅12mm x 厚さ2.0mm
(手首の細い女性などにもお薦めです。)
※スモール、キッズに関する販売方法に関しては、現時点ではオンライン販売を中心とした展開となります。
※これまでにご注文頂いておりますお客様には既に送付手配が掛けられております。
そのためサイズ交換・注文変更はお受け出来かねること、何卒 ご了承下さい。
※在庫状況により、発送が遅れること、若しくは販売が中止されることもありえます。(発送は受注受付順で行っています。)
●Tシャツ販売(数量限定)
2つのデザインのTシャツをオンライン販売する予定です。詳細は18日からアップされる予定の販売ページをご覧下さい。
なお、このTシャツは、『ほっとけない 世界のまずしさ』キャンペーンの事業パー ト
ナーであるホワイトバンドプロジェクト事務局が製作・販売しています。
投稿者 ほっとけない*** : 19:44
2005年08月13日
ホワイトバンドスキンできました

ウェブログのデザインて簡単に変えられるようになってるって、ご存じですか?
最近のウェブログは、「スキン」といって、ボタン一つで手軽にデザインが変えられるんです。
そんなスキンのなかに、「ホワイトバンドスキン」が登場しました。
詳しくはこちらへ http://ameblo.jp/
*** 8/22 さらに2タイプ登場しました!
※このスキンは、残念ながらアメーバブログをご利用の方しかご利用になれません
投稿者 ほっとけない*** : 16:03
2005年08月12日
9.10 ホワイトバンドデーに集まろう。
9/14~16に、「より平和で繁栄した公正な世界」の実現のためにニューヨークで開催される「国連2005ワールド・サミット」を「ホワイトバンド・サミット」とするために
9.10 ホワイトバンド・デーに集まりましょう。そして声を上げましょう。
* * *
都内では ***(まもなく公開) にて、大集合予定です。
全国でも同時多発的にたくさんのアクションが起こればと考えています。
(必ずしも県別である必要はありません)
*** 共通のルール ***
* *** をあしらうこと
* ホワイトバンド・サミットを何らかの形でテーマにすること
(たとえば呼びかけ文の中で触れるなど)<お読みください:目的の詳細 「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン 「2005ワールド・サミット」に向けたビジョン>
* そしてホワイトバンドを身につけて参加すること
* 非営利 非・選挙利用
* 非暴力
* お互いへのリスペクト
の6つに、ご配慮いただければどなたでも主催できます。
できるだけたくさんの方が参加できるものにしてくださるとうれしいです。
さまざまな動き、アイデアのご紹介と交流のために、このブログをご利用ください。
アクションにつながるコメント、トラックバック大歓迎です。
まずは小さなことからはじめましょう。
あなたの力が必要なんです。
なお、すでに動き始めている方、リンク先など教えてください。
投稿者 ほっとけない*** : 08:00
「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン 「2005ワールド・サミット」に向けたビジョン
「国連2005ワールド・サミット」を「ホワイトバンド・サミット」に
~「より平和で繁栄した公正な世界」の実現のために~
要約:9月「国連2005ワールド・サミット」で貧困問題の解決をめざそう
●9月14~16日に開催される国連特別総会「国連2005ワールド・サミット」(以下、「国連2005ワールド・サミット」)は、2000年に採択された「ミレニアム宣言」と「国連ミレニアム開発目標」の2015年の達成に向けて、これまでの歩みを評価するためのサミットです。
●日本では、「日本の常任理事国化」が主要な課題として取り上げられています。しかし、このサミットの本来の課題は「ミレニアム宣言」の進捗状況を評価し、その達成のための新たな戦略を作ることであり、「日本の常任理事国化」はこの全体的な課題の枠組みの中で議論されるべきことです。
●「2005ワールド・サミット」にあたって、私たちは「ミレニアム宣言」の内容に立ち戻るべきです。「ミレニアム宣言」は、「社会正義と公平性」の原則のもとに「より平和で繁栄した公正な世界」を作り出すことを目的とし、貧困に苦しむ世界の人々が欠乏から解放されることにコミットすると明記しています。「ホワイトバンド」は貧困問題の解決を求める世界の市民社会のシンボルですが、「ミレニアム宣言」の達成状況を評価するこのサミットは、まさに「ホワイトバンド・サミット」であると言えます。
●私たちはこのサミットに向けて、7月に英国で開かれたG8サミットで達成できなかった課題、つまり、貧困問題の解決のための援助の増額と質の向上、債務と貧困に苦しむ国々に対する債務救済の拡大、貿易の公正化などにより、2015年までに「国連ミレニアム開発目標」を達成し、「貧困のない世界」を作っていくことを世界の政治指導者たちに対して要求していく必要があります。
●日本はG8サミットに向けて、貧困削減のための拠出増大のプランをいくつか発表しましたが、いずれも、貧困問題の解決に向けた取り組みとしてはまだ不十分です。日本政府の政策が、「国連ミレニアム開発目標」の達成と「貧困のない世界」の創出に向けて、もっと適切なものになるよう、日本の市民社会は「ワールド・サミット」に向けて働きかけを強めていく必要があります。
*「ミレニアム宣言」については、以下のサイトをご覧下さい。
日本語版(外務省)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/kiroku/s_mori/arc_00/m_summit/sengen.html
英語版(国連人権高等弁務官事務所)
http://www.ohchr.org/english/law/millennium.htm
1.「2005ワールド・サミット」を「ホワイトバンド・サミット」に
今から5年前の2000年9月8日、世界の首脳たちがニューヨークに集まり、一つの宣言を採択しました。「ミレニアム宣言」と名付けられたその宣言には、「より平和で繁栄した公正な世界」の確立に向けて、世界各国の元首や政府首脳が、世界のすべての人々に責任を負っていることが明記されています。また、21世紀の国際関係における基本的な価値として「社会正義と公平性」(equity and social justice)がかかげられ、グローバルな課題については、この基本的な価値に従って、コストと負担が公平に分担されるような方法で取り組まなければならない、と明記されています。「ミレニアム宣言」は、途上国に対する援助の必要性について、以下のように明記しています:「被害を受けたり、恩恵がもっとも少ない人々には、もっとも恩恵が大きい人々からの助けを受ける資格がある」。
この宣言から5年。私たちの世界は、「より平和で繁栄した公正な世界」に一歩でも近づいたのでしょうか。「社会正義と公平性」が、21世紀をつらぬく基本原則になったのでしょうか。それを評価するために、来る9月14~16日の3日間、ニューヨークで、国連特別総会「国連2005ワールド・サミット」が開催されます。
■重要なポイント■
日本では、この「ワールド・サミット」や、9月を山場とする国連の動きについて、「日本の常任理事国化」だけが焦点であるかのような報道が多くなされています。しかし、このサミットはあくまで、「ミレニアム宣言」と「ミレニアム開発目標」の進み具合を評価し、未来に向けた新たな展望を出すためのものであり、「貧困のない安全な世界」を作り出すために、どう世界が協力するかを検討するためのものです。このサミットは、「ホワイトバンド・サミット」なのです。
2.世界の市民社会は「ホワイトバンド・サミット」を通じて何をめざすか
(1)具体的な成果に乏しかったG8サミット
「2005ワールド・サミット」に先立つこと2カ月、7月に英国グレンイーグルズで開催されたG8サミットは、アフリカ支援や気候変動問題が取り上げられるということもあって、貧困問題の解決に向けた第一歩になるのではないかと注目されました。実際、このサミットでは、会期中に前代未聞の「テロ」が生じるなど大きな危機にさらされたにも関わらず、これら二つの問題について、一定の討議がなされ、G8諸国がこれらの問題について真剣に取り組むことは確認されました。しかし、援助の増額や質の向上、債務削減、先進国の輸出補助金の撤廃など具体的な事項に関してはあまり前進が見られず、これらの課題は「ワールド・サミット」に持ち越されました。
(2)「ミレニアム宣言」はとても重要
貧困問題などのグローバルな問題について検討するには、主要国の首脳しか集まらないG8サミットよりも、多くの途上国の元首や首脳級が出席する「ワールド・サミット」の方がふさわしいと言えます。
この「ワールド・サミット」において、最初に確認されなければならないのは、「ミレニアム宣言」と「ミレニアム開発目標」の重要性です。「ミレニアム宣言」は先に述べたとおり、この世界が「社会正義と公平性」を基本的価値とする「より平和で繁栄した公正な世界」となることを目標として掲げています。貧困問題について、「ミレニアム宣言」は、すべての人類を欠乏から解放することへのコミットを表明しています。また、「ミレニアム宣言」は、すべての人類が尊厳を有し、飢餓から解放され、暴力・抑圧や不公正の恐怖から解放された生活を営み、次世代を育てていく権利を有する、と定めることによって、人間的な安全保障と、食料・水・保健医療・教育などの公共サービスへの平等なアクセスを実質的に保障しています。この「ミレニアム宣言」に基づいて、貧困のない世界に向けた指標として設定されたのが「国連ミレニアム開発目標」です。
この「ワールド・サミット」が、貧困のない世界への第一歩をなす「ホワイトバンド・サミット」となるために、最も重要なのは、この「ミレニアム宣言」の精神に立ち戻り、「国連ミレニアム開発目標」の実現に向けて世界が本当に歩みを進めているかどうかを具体的に検証することです。
■重要なポイント■
「国連ミレニアム開発目標」の最初に設定されているのが、「2015年までに1日1ドル未満で生活する人口比率を半減させる」という目標です。
これについては、世界の「1日1ドル未満」生活人口の多くを占めていた中国とインドが現在、高度経済成長を遂げていることから、世界全体でみれば、この目標が達成されるのではないかと言われています。しかし、一方でサハラ以南アフリカでは、「1日1ドル未満」で生活する人々の人口は増えています。ミレニアム宣言が「全人類を欠乏から解放する」ことへのコミットを明確に謳っている以上、この目標が、単に、世界レベルで「1日1ドル未満」で生きている人々の人口を半減させることだけを意味しているとは考えられません。大陸レベル・国レベルで極度の貧困状態で生きている人々の人口を半減させることができるかどうかという視点も重要です。また、残された貧困層の生活水準が以前より低下しているようであれば、元も子もありません。
この目標は、単に人口統計上のものではなく、あくまで、すべての人々が「悲惨で非人道的な極度の貧困から解放」されるためのステップとして設定されているものだということを再認識する必要があります。
(3)G8サミットで成し遂げられなかった目標の実現をめざそう
G8サミットでは、結局、アフリカなどの貧困地域の貧困問題の解決のために十分な額の援助を行うことや、重い債務を負った貧困国における債務救済を拡大することなどは、十分に実現されませんでした。
「ワールド・サミット」に向けて国連事務総長に提出された「ミレニアム・プロジェクト」の提言では、すべてのドナー国が2015年までにODAを自国の国民総所得(GNI)のO.7%まで増額すること、これには質の向上と、とくに低所得国へのODAの増大が伴わなければならないことを明記しています。具体的には「国連ミレニアム開発目標」の達成のための現実的なニーズに基づき、貧困削減のための戦略に沿ったものでなければならないことが明記されています。
しかし、この「0.7%目標」については、国際社会が全体としてこれを達成しようという意志が十分に示されてきませんでした。「ワールド・サミット」では、この「0.7%目標」を始めとする国際公約を必ず達成するのだという意志表明に加え、達成のための何らかの保障が担保されることが必要です。
また、G8サミットでは、既存の「重債務貧困国イニシアティブ」によって設定された諸条件をクリアした18ヶ国のみの債務免除が決定されました。しかし、債務免除された国々と同等、もしくはそれより厳しい貧困状況にある国で、債務免除が適わなかった国がいくつもあります。「貧困の実態」をベースとした債務免除が実現されるべきです。一方で、債務削減にあたって、これらの国の貧困削減に逆行するような、また公共サービスの後退につながるような条件付けを行うべきではありません。
HIV/AIDSを始めとする保健問題については、G8サミットの合意は、「2010年までの包括的なエイズ治療の実現」について、「この目標になるべく近づく」という文言が挿入され、6月のG7財務相会議のコミュニケよりも腰の引けたものになりました。基礎教育分野では、すでに「教育アクセスにおける男女格差の解消」という2005年までの目標が未達成となっているにもかかわらず、G8サミットでは「万人のための教育」の重要性を再認識することが表明されたのみで、具体的な新規支援額は示されませんでした。エイズや感染症、妊産婦・児童保健などについても、教育の普及についても、「ワールド・サミット」では、G8サミットよりも積極的なコミットメントがなされるべきです。
■重要なポイント■
G8サミットに向けては、ホワイトバンドをシンボルとして、世界の多くのNGO・市民社会が積極的な政策提言やアクションを展開しました。G8でアフリカ問題や気候変動問題が主要課題として取り上げられ、テロの発生にも関わらずこれらがしっかりと
議論されたのは、こうした市民社会による積極的なコミットによるものです。
「ワールド・サミット」に向けても、世界のNGO・市民社会は連携して、貧困問題の解決に向けて、世界の首脳への働きかけを実施することになります。日本に生きる私たちも、その一員として、G8サミットで実現されなかった諸課題を実現するために努力していくことが必要です。
3.「貧困問題の解決」に向け、日本が主要な役割を果たしていくために
(1)G8サミットに向けた日本政府の努力と限界点
日本は世界第2の経済力を持つ大国であり、世界の貧困問題の解決に向けて大きな責任を持っています。日本の市民社会には、日本政府がその責任を十全に果たしていくよう働きかける責任があります。
7月のG8サミットに向けて、日本政府は「国連ミレニアム開発目標」の達成に向け、一定規模の貢献策を発表しました。まず、4月にインドネシアで開催されたアジア・アフリカ首脳会議で、日本政府は今後3年間でアフリカ向け援助を倍増することを発表しました。また、保健に関しては、日本政府は6月に「保健と開発に関するイニシアティブ」を発表し、日本が「国連ミレニアム開発目標」の保健関係の目標達成に向けて、この5年間で50億ドルを拠出することを約束し、三大感染症への資金拠出のための多国間機関である「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」についても、今後数年間で5億ドルを拠出することを約束しました。さらに、G8サミットで日本は、今後5年間で実質100億ドルのODA増額を行うことを約束しました。
しかし、日本政府は一方で、6月のG8財務相会議では、債務免除に強く反対するなど、債務問題に関しては一貫してG8の「ブレーキ役」になってきました。また、上記拠出についても、G8で約束した「5年間100億ドル増額」の多くが、以前から約束されていたイラク債務の免除などを含むものとなり、実質上、世界の貧困削減に十分に寄与するものとはならないのではないか、などの懸念も出されています。
(2)「貧困をなくすための取り組み」に日本から声をあげよう。
私たち日本の市民社会は、世界の貧困問題の解決のための日本の取り組みを拡大していくために、「ワールド・サミット」に向けて、日本政府に対する働きかけをしていく必要があります。具体的には、以下のことが挙げられるでしょう。
■援助の増額と質の向上
・日本政府は、ODAを国民総所得(GNI)のO.7%に引き上げるという国際目標について、まだ具体的な計画を示していません。「ワールド・サミット」に向けて、日本政府が0.7%目標などの国際公約を実現するための2015年までのスケジュールを打ち出すことが必要です。
・日本政府がG8サミットで打ち出した「今後5年間で合計100億ドルのODA増額」の方針については、イラク債務の放棄などを「100億ドル」の中に組み入れるという懸念を払拭し、世界の貧困問題の解決を焦点とした新規拠出を中心として組み立てられることが必要です。
■アフリカ向け援助政策
・4月のアジア・アフリカ会議で日本はアフリカ向け援助を3年間で倍増することを約束しましたが、これは、アフリカにおける「国連ミレニアム開発目標」の達成と強くリンクされることが必要であり、2008年以降についても、アフリカにおける「国連ミレニアム開発目標」達成に向けた日本のコミットメントを継続するという戦略が必要です。また、アフリカ向け援助がこれまで急速に減少してきた結果、2008年までに倍増しても、結局、1995年当時の水準に戻るだけに過ぎません。「国連ミレニアム開発目標」達成に向けて、アフリカが最大の困難を抱えている以上、アフリカ向けの援助はより積極的に増額されるべきです。
■債務救済にむけて積極的な姿勢を
・日本政府は、債務免除の対象国の拡大に対して常に消極的な態度をとってきましたが、こうした態度を改め、その国がおかれている貧困の状況をベースとした債務免除対象国の拡大を積極的に推進することが必要です。
4.「ワールド・サミット」を「ホワイトバンド・サミット」にするために
これまで見てきたとおり、私たちには、この2005年という年に、「社会正義と公平性」の原則のもとに「より平和で繁栄した公正な世界」を築くという「ミレニアム宣言」の実現に向けた第一歩を踏み出すために、この「ワールド・サミット」という機会を最大限活用していく必要があります。また、日本の市民社会には、日本が世界第2の経済大国として持っている責任を十全に果たさせていく、という役割があります。
「ワールド・サミット」まであと1カ月。私たちは、5年前に私たちの政府を始めとする各国の元首・首脳級が行った約束を果たさせていくために、最大限の努力を傾けていきたいと思います。
(以上)
投稿者 ほっとけない*** : 07:26
2005年08月04日
国会有志議員 貧困救済支援へ リリース&報道
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「国会議員だってほっとけない世界のまずしさ」
~有志議員、教育支援に関する「通信簿」を小泉総理へ~
~ホワイトバンド・ギャラリー議員特集撮影も実施~
プレスリリース
国会有志議員 貧困救済支援へ
引用:NHK
アフリカへの支援の問題は、先にイギリスで開かれたサミットで、主要なテーマの1つとして取り上げられており、集会には、自民・民主・公明の各党の有志の国会議員約20人が参加しました。この中で、NGO・非政府組織の関係者が、「今、世界では、貧困によって3秒に1人、子どもが命を落としている。貧困対策を世界の優先課題として取り組むべきだ」と訴えました。そして集会では、世界の貧困を救う活動の象徴となっている白いゴム製のバンド「ホワイトバンド」を身につけて、この問題への関心を高めることや、政府に対し、ODA・政府開発援助の増額を要請するなど、議員レベルでの活動を活発化させることを決めました。
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貧困撲滅運動に超党派で連帯、国会議員20人参加
世界から貧困をなくそうという運動「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーンを国会議員の間にも広めようと、運動に賛同する議員たちが3日、「国会議員だってほっとけない」と題した超党派の集会を参院議員会館内で開いた。
このキャンペーンは、国内の民間活動団体(NGO)などが連携して進めているもので、「ホワイトバンド運動」と称し、手に白いシリコン製のブレスレットを着けて貧困撲滅を呼びかけている。
この日は、衆参の議員約20人が参加。活動を繰り広げているNGOなどの説明に、熱心に耳を傾けた。
(2005年8月3日21時49分 読売新聞)
投稿者 ほっとけない*** : 11:00
