2005年07月 アーカイブ
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2005年07月29日
ホワイトバンド 販売店舗拡大のお知らせ 2005年7月28日
このたび、多くの皆様のご協力を得て、販売店舗を拡大する運びとなりました。
詳細につきましては、「*購入方法」の「全国主要書店ほか」のPDFをご参照ください。
ホワイトバンド品薄により、御迷惑をおかけしており申し訳ございませんでした。
趣旨に御賛同いただいた皆様のお手元に届きますよう、
事務局一同つとめてまいりますので、
今後とも御支援の程、宜しくお願い申上げます。
投稿者 ほっとけない*** : 10:43
2005年07月25日
「クリッキング・フィルム」上映ご協力のお願い
日本版の「クリッキング・フィルム」について、
是非皆さまのご協力をお願いしたい次第です。
このフィルムは、多くのアーティストやアスリートの賛同をいただき、7月6日のウェブ上での放映開始以来、大変に話題になっているものです。
3秒に一度指をならし、極度の貧困によって子供達の命が亡くなっているという意味を表すという、シンプルながら非常に強いメッセージを発信している映像で、この「クリッキング・フィルム」がきっかけで、この「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンを知って頂けた方も多いのではないでしょうか。
現在このフィルムは、「ほっとけない 世界のまずしさ」公式サイト
(www.hottokenai.jp)上のみでご視聴いただけますが、
パソコンをお持ちでない方から、是非見てみたいという声が事務局にも沢山電話で寄せられています。
現在は、ごく一部の媒体様からのご協力を頂き、シネマ広告やら、屋外広告でも上映して頂いているケースはありますが、
まだまだ全国的な放映は出来ていないのが現状です。
事務局としましては、一人でも多くの方々に、この「クリッキング・フィルム」をご覧頂き、この貧困問題について考えて頂きたいと願っています。
皆さま方の中で、テレビ、街角の大型ビジョン、シネマ広告、また、コンサートやイベント会場の開演前後など、より多くの方々にご覧ける場での日本版「クリッキング・フィルム」の上映にご協力頂ける企業、団体様などがいらっしゃいましたら、ぜひ事務局までご一報くだされば幸いです。
「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン事務局
info@hottokenai.jp
皆さまのご協力を得て、広く貧困への関心の輪を広げていけることを願っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者 ほっとけない*** : 12:37
2005年07月22日
フジロック・フェスティバルに出展 7月29日~7月31日
7月29日から7月31日まで新潟の苗場スキー場で、今年もフジロック・フェスティバルが行われます。会場内に作られるNGO VILLAGEでは「世界の貧困についてもっと知ろう」というテーマで参加型ワークショップを行ったり、「ほっとけない 世界のまずしさ」のホワイトバンドやMake Trade FairのTシャツといった国際キャンペーンのグッズの販売を行います。
なぜロックイベントでNGOがブースを出すの?
イギリスなど海外では、ロックイベントにNGOが多くブースをだして社会問題や貧困の問題に関してもっと知ってもらうためのアピールをしたり、署名を集めたり、キャンペーングッズの販売を行っています。何故なら、多くのアーティストたち自身が問題の本質を見つめ、自分のステージでより良い世界を創ることを訴えていることが多く、そのファンたちもその問題に興味を持ち始めるからです。
フジロック・フェスティバルでは?
英国のトップグループ、COLDPLAYはボーカルのクリス・マーティンをはじめとして、貧困問題の克服に信念を持ち、「ほっとけない 世界のまずしさ。」キャンペーンのイギリス版である「Make Poverty History」(貧困を過去のものに)に参加し、LIVE8で歌ったり、ホワイトバンドを腕に巻いたりしています。
また、クリスだけでなく、U2のボノなど多くのアーティストが「Make Poverty History」に参加しています。
COLDPLAYはそのほかにMake Trade Fairという公平な貿易をしようというキャンペーンにも参加しています。
アーティストが伝えたいこと
いま世界では3秒にひとり、子どもが貧困から死んでいます。1日だと3万人。
1日1ドル以下の生活をしている人は12億人、きれいな水を飲めない人は10億人以上・・・これは、多くの場合、モノをつくっても公平に取り引きしてもらえなかったり、返済不可能なほどの借金を背負わされていたりしまうことから起こります。
お金を送るだけでは、根本的な問題は解決されません。私たちの声で、貧しい国と富める国の不平等な関係を変えていくことが大切です。
その為に必要なことは、まず「その事実に私たちは気づいています。そして、その状態が改善されるように行動したいのです。」と示すことです。その輪が広がれば、国も動き出し、世界の関係が変わるかもしれないのです。ホワイトバンドも、キャンペーンのTシャツもそのためにあります。アーティストは、自分たちの声でさらに多くの人々がこの現実を知って行動してくれることを期待しています。
NGO VILAGEでは具体的に何をしてるの?
フジロックの会場でも、NGO VILLAGEで、ホワイトバンドやクリスが参加するMake Trade Fairキャンペーンのグッズが買える他、「貧困ってどんなものだろう?」というのを少しでも体験してもらえるようなワークショップを用意しています。
まずは、知るところから。
アフリカなどの国で人々が一日に使う水の量はどれくらいなのか、水を運ぶってどれくらい重いのか、バケツで実際に汲んでみる。(共同出展ACE,AJFの企画)小さな子どもが作らされているサッカーボールを縫ってみる(共同出展ACEの企画)。
体験して、何かを感じたら、行動してみてください。誰かに伝えてください。
フジロックオフィシャルサイト: http://www.fujirockfestival.com/index.asp
OXFAM Japan; http://www.oxfam.jp/
ACE; http://acejapan.org/index.html
AJF; http://www.ajf.gr.jp/
投稿者 ほっとけない*** : 01:40
2005年07月20日
ホワイトバンド オンライン販売再開のお知らせ 2005年7月20日
ホワイトバンド品薄により、一時的に本サイト内でのオンラインでの販売を中断しておりましたが、このたび再開する運びとなりました。本当に多くの皆様より御賛同を得ており、深く感謝を申上げますとともに、このような状況となっておりました事、心よりお詫び申上げます。
しかしながら、依然として品薄の状態が続いており、お申し込みから3~4週間程度で
の発送となりますこと、あらかじめご了承のうえ、お申し込みいただきますようお願い申し上げます。
また、これまで注文した皆様より、既に注文した分に関してお問合せを頂戴しておりますが、この分に関しましてもお申込から3~4週間程度みて頂いておりますこと、この場を借りて御連絡致します。
投稿者 ほっとけない*** : 18:30
2005年07月16日
~ホワイトバンド品薄のお詫び 2005年7月16日~

2005年7月2日より正式に販売開始となりましたホワイトバンドは、本当に多くの皆様からのご賛同を得て、依然として品薄の状態が続いております。
公式サイトでもオンライン販売を行っておりましたが、これ以上の受注をしてしまいますと3~4週間もお待ちいただくお客様が出てくる恐れが出てくることから、サイト上での販売を一時的に中断させて頂くことになりました。皆様の暖かい善意に対しまして深く感謝を申し上げるとともに、ご迷惑をおかけしておりますことを心からお詫び申し上げます。
公式のホワイトバンドを着用され、貧困克服の意思表示をしたいとお考えの全国の皆様に1日でも早く身につけていただくために全力を尽くしております。何卒 事情をご理解を賜り、引き続き 貧困問題に関心を持って頂きますようお願い申し上げます。
又、多くの皆様からホワイトバンドがオークションサイトで売買されていることについてご指摘を頂いております。事務局側でもオークションなどによる特定の会社・個人の営利目的の転売は本意とするところでなく、非常に深刻な問題として認識しております。解決を図るように関係各所に働きかけていますが、有効な打開策が見出せていない状況です。これ以上 このような残念な動きが加熱しないよう皆様にお願いさせて頂くと同時に、事務局側でもホワイトバンドを全国どこでも簡単に購入できるよ
うに供給量、流通網の確保に尽力致します。皆様のご理解、切にお願い申し上げます。
投稿者 ほっとけない*** : 23:07
2005年07月14日
報告と討論のイベント、7/27に開催します>満員御礼 7/22
◎定数を超えての申し込みがありましたので、たいへん申し訳ありませんが、受付を中止させていただきます。次のイベントへのご参加をよろしくお願いします。
(7/22)
**
グレンイーグルス・サミットやLIVE8が終わりました。
世界のリーダーたちは具体的な提案ができたのでしょうか?日本の小泉首相は何を主張したのか?
何が達成され、そして何が達成されなかったのか?
日本にいる私たちには理解しきれないことを現場からの詳細情報を聞き
今後なにが私たちにできるのかを、みんなで討論するイベントを7/27に開催します。
「ほっとけない 世界のまずしさ」報告と討論の夕べ
7月27日(水) / 18:30〜20:30 / 文京シビックセンター「スカイホール」(シビックセンター26階)
--- 転送歓迎 ---
「ほっとけない 世界のまずしさ」報告と討論の夕べ
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G8サミットから9月国連「ミレニアム+5」サミットへ
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◎日 時:7月27日(水) 午後6時30分~8時30分(開場は午後6時から)
◎場 所:文京シビックセンター「スカイホール」(シビックセンター26階)(最寄り駅;地下鉄「春日」駅、「後楽園」駅そば 文京区役所内) 地図 http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civic/index.html
◎主 催:「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン http://hottokenai.jp/
◎資料代:300円
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全世界の何億もの人々が注目していたG8(グレンイーグルス)サミットが、7月6日から8日まで開催され、期間中に突発的地下鉄・バス爆破事件による痛ましい事態がありましたが、「アフリカ問題」を議論の中心にすえて行なわれました。
また、サミット開催を前に、有名なミュージッシャンたちによる「ライブ8」が、7月2日世界10都市で200万人を集めて行なわれました。グレンイーグルス現地では、2日の25万人にも及ぶデモをはじめ連日シンポジウムや集会も行なわれました。
このG8サミットで世界のリーダーたちはアフリカをはじめとする世界の貧困を克服する具体的提案を行なったでしょうか?
債務問題の進展は? 開発支援の進展は? 貿易ルールの公正さの問題は?
HIV/エイズをはじめとするアフリカ支援の保健分野での進展は?
そして日本の小泉首相は何を主張し、アフリカを支援しようとしたのでしょうか?
「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンはこのサミットに2名を代表派遣しました(その報告は「ほっとけない」のウェブサイトに掲載)。
何が達成され、そして何が達成されなかったのか?
達成されなかった課題については、9月の国連「ミレニアム+5」サミットに引き継がれます。G8サミットで達成された成果は、明らかにNGOなど市民社会の大きなうねりによるものです。9月に向け、私たちはこの日本の中でどのようなうねりを作り出せるか、みんなで討論をしていきましょう。
<プ ロ グ ラ ム>
1)ホワイトバンド・クリッキング・フィルムほかビデオ上映
2)G8(グレンイーグルス)サミット報告
*山田太雲(オックスファム・ジャパン)
*林 達雄(アフリカ日本協議会)
3)G8(グレンイーグルス)サミット達成されたこと・達成されなかったこと
*稲場雅紀(アフリカ日本協議会)
4)9月ホワイトバンド・ディーに向けての提案
*内山 隆(CHANCE! pono2)
●事前申し込み制です(先着70人);参加希望者は、メールかFAXにてご返信ください
メール:office-alter@altermonde.jp FAX:03-3834-2406
・・・・・・・・申 込 書・・・・・・・・・
「ほっとけない 世界のまずしさ」報告と討論の夕べ
G8サミットから9月国連「ミレニアム+5」サミットへ
◎お名前:
◎ご所属団体など:
◎ご連絡先:〔Tel〕 〔E-mail〕
*********************************************
●オルタモンド事務局
〒110-0015 東京都台東区東上野 1-20-6 丸幸ビル3F
Tel: 03-3831-4993 Fax: 03-3834-2406
http://altermonde.jp/
投稿者 ほっとけない*** : 21:55
G8サミットが終わりました。貧困との闘いは国連サミットへ。

世界に悲しく暗い影を落とす貧困の根深さを、これ以上、思い知ることがないように、早く貧困が解消されることを切に望みます。
日本政府は今後5年間で100億ドル、ODAを積み増す方針を表明しました。年平均で20億ドルの上積みです。
「債務の帳消し」については、残念ながら進展ありませんでした。債務帳消しの対象になる国は増えていません。
「貧困をなくす」ための課題はまだまだ残っています。次のチャンスは9月14日からニューヨークで行われる国連特別総会「ミレニアム・プラス・ファイブ」です。
引き続き、貧困をなくす政策を先進国が選択できるように、ホワイトバンドを身につけ、声を表しつつ、各国代表の判断を見守ってください。
● 「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーン 公式発表プレスリリースより
G8、アフリカ支援に政治的指導性示せず
日本の増額表明は低い目標達成への小さな一歩
貧困との闘いは国連サミットへ
世界中で史上最大の規模で沸き起こる「貧困を過去の歴史に」という声に押されてアフリカ支援を前面に打ち出したG8サミットは、いくらかの前進を見せたものの、その勇ましいスローガンからはほど遠い内容で閉幕しました。その中で日本は、これまで削減され続けていたODAの増額を発表、貧困削減に重要な意味を持つすべての政策課題について政治的指導性の欠如が如実であった今回のG8で、追加援助額を表明した唯一の国となり、もともと低く設定されていた今回のG8の目標になんとか貢献することになりました。アフリカ支援がG8の主要課題になったこと、そしていくらかの前進が見られたことは、キャンペーンを行う世界中の市民の成果といえます。同時に貧困を克服するための闘いは今後、国連の「ミレニアム+5」サミットに舞台を移し、そこで日本を含む先進国のさらなる取り組みが求められることになります。
「ほっとけない 世界のまずしさ」は今回の日本政府の発表をまずは歓迎しますが、その目的が貧困削減にあることを再確認し、日本が自らの責任を果たすために、緊急課題として援助の質の改善、0.7%目標達成、貧困国債務の全面帳消し、国際貿易体制の公正化への取り組みを大幅に強化することを強く要求します。
1.債務
6月のG8財務相会議で合意された「18カ国(うちアフリカ14カ国)の多国間債務完全帳消し」について、「ほっとけない 世界のまずしさ」を含む市民社会運動(GCAP)は、貧困克服に債務帳消しを必要とするすべての国々にその原則を拡大することを求めていましたが、対象国拡大への言及は結局なされませんでした。貧困の克服に向けて国内改革が進んでいる多くの貧困国は、その改革を支える財政支援を必要としており、G8はその期待を裏切ることになりました。
2.途上国支援
議長国・英国は「2010年までにG8全体で500億ドルの援助増額」を今回のサミットの目標にしていました。これはEUが発表していた2010年までの400億ドルの追加援助、米国の6億ドルの増額など、サミット前にすでに交わされていた約束に、今回の日本の増額を加えることで達成されることになりました。これにより、2010年までに500万人の子どもの命を救える可能性が出てきましたが、それでも5000万人の子どもは貧困で命を失い続けることになります。
しかも、GCAPや国連、そして英国政府自身によるアフリカ委員会が求めていたのは、1.2010年までに各ドナー国が「国民総所得(GNI)の0.7%を援助に拠出する」という35年前の約束を守ること、さらに、2.緊急の要請として年間500億ドルの追加支援(対2004年レベル)を2006年以降即時実行することでした。つまり、今回のG8の結論は、3.0.7%目標についてはサミットでの新しいコミットメントは皆無、4.2006年時点で必要とされていた500億ドルは2010年まで待つこととなり、2006年度には50億ドル ほどしか用意されないことを意味します。これらがすべて実現していれば、3億人が貧困から脱出できた可能性がありました。
「ほっとけない 世界のまずしさ」のスポークスマン、山田太雲(オックスファム・ジャパン)は、「貧困によって毎週インド洋津波と同じ数の人々が命を失っている。津波支援を5年たってから届けるのか」と訴えます。
日本の途上国支援増額
日本政府が「5年間で100億ドルの支援増額」を発表したのはこのような文脈でした。貧困削減に向けて先進国の真剣な取り組みを求める世論がかつてないほど盛り上がる中、先進国の取組強化のモメンタムを失わせなかったという意味で、一定の役割を果たしたと言えるでしょう。
しかし、GNI比0.7%目標の達成に向けた予定は表明されていませんし、中身についても詳しいことは不明のままです 。援助の目的は貧困の下に暮らす人々の尊厳の回復と生活改善であり、国際政治における日本の存在感向上ではありません。貧困削減の効果を伴わないかぎり今回の増額に意義があったとは言えませんし、途上国支援に対する国内世論の信頼をさらに落とすことになります。
「ほっとけない 世界のまずしさ」は日本政府に対し、世界の貧困削減に向けた努力に貢献するためにも、そして国民のODAに対する支持を得るためにも、今回増額した分も含めて、援助の質の改善にむけて、早急に以下に取り組むことを強く訴えます。
・すべての援助のアンタイド化
・円借款よりも無償援助の重点化
・アフリカなど最貧国の重点化
・基礎教育や基礎保健などの社会開発分野への配分の拡大
・世界基金への拠出やリカレントコスト支援などが必要に応じて行えるようなスキームの柔軟化
・被援助国政府が援助資金を効果的に活用するように監視・提言する現地市民社会のエンパワメント重視
・他のドナー国との援助調和化
・長期的には、現在多くの省庁が関わるODAの政策決定機関を、「援助庁」を新設し、援助政策の責任をそこに一元化すること
また、6月に合意された債務帳消しの補填にこの増額分が使われる可能性も排除されていないようですが、重要なのは日本の帳簿上途上国支援を増やしたかどうかではなく、途上国が必要とする開発資金が実際にいくら届くのかであり、債務帳消しの補填金は別の資金を活用すべきです。
3.貿易
WTOにおける交渉を貧困削減に資する方向に動かすためには、G8が途上国に肯定的なシグナルを送る必要がありました。今回の声明で注目に値するのは、「途上国の市場開放の規模とスピードに関する決定権は途上国政府自身にある」とする文言ですが、ジュネーブでは相変わらず欧米諸国の交渉担当者は反対の方向で途上国に圧力をかけ続けています。
また、欧米諸国の輸出補助の撤廃に向けては、相変わらず欧米がお互いを批判するのみで、途上国の貧農を傷つける補助金撤廃に向けた具体的な日程は示されませんでした。
以上
***
「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンは、世界の貧困の克服を求めて日本国内のNGOが中心となって行っている大規模な共同キャンペーンです。政府に対して援助、債務、貿易政策を中心に貧困削減に資する政策の履行を求めると共に、世界的な連帯のシンボルである「ホワイトバンド」を通じて市民への意識啓発運動を行っています。現在31のNGO団体が賛同しており、その数は増え続けています。NGO以外にも、中田英寿選手、作家の村上龍さん、歌舞伎俳優の中村勘三郎さん、歌手のMisia(ミーシャ)さんなど、そうそうたる著名人のみなさんが、ホワイトバンドを着けることでキャンペーンへの賛同の意を示してくださっています。
貧困撲滅を求める世界的な市民運動、「Global Call to Action against Poverty (GCAP)」にも参加しています。英国内ではMakePovertyHistoryとして知られているこの運動には、すでに2億人近い市民が参加しています。
投稿者 ほっとけない*** : 00:33
2005年07月13日
グレンイーグルズ・サミットに関する市民社会共同声明~9月に向けて取り
【グレンイーグルズ・サミットに関する市民社会共同声明】



「アフリカ支援」を中心課題に据えたサミットは画期的だった
次のステージ「国連ミレニアム+5総会」に向けて、市民社会の取り組みは続く
(特活)アフリカ日本協議会
TICAD市民社会フォーラム
「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン
<まとめ:9月に向けて取り組みは続く>
1. 7月8日に閉幕した英国グレンイーグルズG8サミットは、これまでのサミットと違い、貧困問題の克服を訴える世界の市民社会が見つめる中、アフリカ問題と気候変動という地球規模の問題の解決を主なテーマとして行われました。開催国での地下鉄・バス爆破事件発生という未曾有の事態にもかかわらず、G8首脳がアフリカの貧困克服というテーマを投げ出さず、本腰を据えて討議し、一定の結果を出したことを、市民社会は高く評価します。
2. しかし、具体的な成果については、多くの不満が残ります。
貧困国の債務免除については、対象国の拡大はなされませんでした。また、途上国の貧困克服のための援助の増大についても、2010年までに500億ドルの援助増額というラインが示されましたが、これは国連や、ブレア首相が議長を務めた「アフリカ委員会」の答申で示された額を大きく下回っています。また、ここには債務免除や返済猶予なども参入されているため、開発のための新たな資金は150-200億ドル程度に過ぎません。
3. 日本政府も、サミット以前から、アフリカや貧困問題への取り組みの為の政策を示しています。これ自体は歓迎されるべきことですが、示された政策は貧困克服にとって十分なものではありません。一方、アフリカにおける援助が有効に活用されるためには、国家の統治の仕方(ガバナンス)の改善が不可欠であり、そのため最も有効なのはアフリカの市民社会のエンパワーメントと参画の拡大です。しかし、今回のサミットでは、援助への市民社会の関与の拡大は取りざたされませんでした。この点、世界の市民社会はより積極的に主張していかなければなりません。
4. 今回のサミットで達成できなかった課題は、9月の国連ミレニアム+5特別総会へと引き継がれます。世界の市民社会の取り組みは、9月、ニューヨークに向けてさらなる展開を見せることになります。
1. はじめに:「アフリカ問題」が討議の中心を占めたサミットは画期的だった
7月6日から8日まで、3日間の日程で英国グレンイーグルズで開催されたG8サミット(主要国首脳会議)が閉幕しました。G8サミット自体は毎年開催されていますが、今年のサミットはこれまでのサミットとは大きく違っていました。
2000年に国連ミレニアム特別総会で採択された「ミレニアム宣言」と「ミレニアム開発目標」は、世界の貧困の克服に焦点を当てた画期的な文書ですが、2005年はこの最初の中間評価の年に当たります。このため、世界の市民社会は、2005年を「貧困のない世界」に向けた飛躍の年にすることを目指して、サミットを一つの焦点として世界規模の運動を展開しました。
サミット開催国である英国政府は、この市民社会の運動の高まりに一定程度の配慮を示しました。世界の中でも厳しい貧困に直面するアフリカへの支援を主要議題に設定し、他のG8諸国に対して、アフリカ支援策の積極的な構築を徹底して呼びかけました。
冷戦終了後、アフリカは、グローバリズムの経済的恩恵から取り残されたばかりか、グローバリズムがもたらす負の部分の直撃を受けてきました。欧米を中心とする国際社会は、アフリカが崩壊の瀬戸際に追い込まれるまで、これを放置し、さらに、アフリカでの自らの利権や政治的影響力の確保のために、自己中心的で短絡的なアフリカ政策に固執してきました。結果として、アフリカへの援助は有効に活用されず、腐敗した独裁政権が温存され、債務が積み重なり、不公正な貿易によって貧困が増幅され、市民社会の声はかき消されてきました。
グレンイーグルズ・サミットの終了に当たって、私たちは次のことを、まず確認したいと思います。今回のサミットは、もちろん各課題においては多くの不満を残すところではあるものの、アフリカの貧困を始めとする問題を放置するのは「もう、たくさんだ」という世界の市民社会の運動の高まりの中で、ついにG8諸国首脳がアフリカ問題に正面から取り組むことを宣言したという点で、画期的なものだったということです。実際、サミット期間中に、開催国の首都で4件の地下鉄・バス爆破事件が起こり、数十名もの人命が失われるというサミット史上未曾有の事態が生じたにもかかわらず、G8サミットはアフリカの課題を放り出すことなく、これを正面から議論し、一定の成果を出しました。
残念ながら、サミットに関わる日本の一部報道には「アフリカ問題はサミットの課題としては地味」「テロ事件により、サミットでは対テロが中心課題に」といったものが見受けられました。これは、今回のサミットにおいてなぜ「アフリカ問題」が中心的課題となったかという政治的文脈を見誤った短絡的な認識です。実際には、爆発事件の発生にも関わらず、サミットの主要議題は気候変動とアフリカ支援に揺るぎなく設定され、G8首脳のコミュニケにおいても、この二つが主要部分を占めることになりました。私たちは、今回のサミットを、G8、主流国際社会が、本腰を入れてアフリカ問題に取り組む画期をなしたサミットとして記憶したいと思います。
2.各課題に関わる具体的な達成は不十分に終わった
このことを確認した上で、以下、本サミットで討議された各課題についての成果を見ていきたいと思います。
(1)債務問題について:対象国は広がらず
アフリカの多くの国は、多額の債務に苦しんでいます。歴史的な経緯の中で負わされてきた多額の債務により、アフリカ諸国は、自国民への教育や保健など基礎的なサービスに資金を回すことができず苦しんでいます。このうち二国間の債務問題については2000年のジュビリー・キャンペーン等の高まりの中で一定の進展を見ましたが、まだ問題は残っています。一方、世界銀行、IMFなどの多国間債務に関しては、これまでいくつかのイニシアティブに基づく解決が試みられたものの、いずれも不十分なものに終わっていました。
6月に開催されたG8財務相会議では、重債務貧困国のうち、世界銀行・IMF・主要援助国の主導で導入された「重債務貧困国イニシアティブ」(HIPCsイニシアティブ)の完了点に達した18カ国(うちアフリカが14カ国)の債務を免除することに合意しました。「ほっとけない 世界のまずしさ」を含む市民社会運動(GCAP)は、G8サミットに向けて、貧困克服に債務帳消しを必要とするすべての国々に債務免除を拡大することを求めてきましたが、今回のG8サミットでは、対象国拡大への言及は結局なされませんでした。
貧困の克服に向けて国内改革が進んでいる多くの貧困国は、その改革を支える財政支援を必要としており、G8はその期待を裏切ることになりました。
(2)アフリカを始めとする途上国支援のための資金拠出:金額は不十分に終わる
議長国・英国は、アフリカを始めとする途上国支援のための資源動員に関して、「2010年までにG8全体で500億ドル(約5兆円)の援助を増額する」という目標を設定していました。これについては、EUが発表していた2010年までの400億ドルの追加援助、米国の6億ドルの増額などが、すでにサミット前に交わされていました。ここに、小泉首相が日本のODAを2010年までに100億ドル(約1兆円)増額するとの表明を行ったことによって、英国の設定していた資源動員目標は達成されることとなりました。
この増額は、貧困の克服にとって何を意味するでしょうか。この増額分を「貧困によって命を落としている子供たちを何人救えるか」という観点で評価すると、2010年までに、500万人の子供たちの命を救えるという計算になります。しかし、残念ながら、残りの5000万人の子供たちは、今までと同様に、貧困で命を失い続けることになってしまいます。
実際のところ、貧困克服のために市民社会や国連、さらに、ブレア首相自身が議長となり、アフリカや他の主要国の政治指導者や経済人なども参加してアフリカ支援策のあり方を検討した「アフリカ委員会」(Commission for Africa)が求めていたのは、
(ア)2010年までに各ドナー国が「国民総所得(GNI)の0.7%を援助に拠出する」という35年前の合意を守ること
(イ)緊急の要請として、対2004年レベルで年間500億ドルの追加支援を、2006年以降、即時実行すること
の二つでした。しかし、残念ながら、今回のG8サミットでは、(ア)のいわゆる「O.7%目標」については、どの国からも新しい誓約はなされませんでした。また、(イ)についても、援助の500億ドル増額は2010年になってようやく達成される、ということで、年単位での増額はわずかなものでしかありません。ちなみに、5兆円という金額は、日本の一年分の国防費より若干多く、日本の国家予算の公共事業費一年分(財政投融資分を含む)の半分という金額です。
しかも、この増額分には、債権放棄や借款援助の返済猶予なども含まれるため、貧困国の開発に直接あてられる新規の増額分は、実質的には150~200億ドル程度にしかならないと見積もられています。世界、とくにアフリカの貧困問題は緊急の対処が必要であり、世界の市民社会は、今回のG8サミットで決定した程度の増額では十分ではないと主張し続けています。
(3)公正な貿易:矛盾したG8諸国の姿勢
本年12月には、「世界貿易機関」(WTO)の閣僚会議が香港で開催されます。これに向けて、途上国が不利益を被っている現在の不公正な貿易のあり方の是正が必要とされています。
今回のG8サミットを、「公正な貿易」の実現と、それによる貧困の削減に向けた第一歩とするために、G8諸国は本来、途上国の主張を肯定する意向を表明する必要がありました。これについて、G8サミットのコミュニケでは、「途上国の市場開放の規模とスピードに関する決定権は途上国政府自身にある」と明記されました。これは注目に値する表現です。しかし、香港のWTO閣僚会議に向けてジュネーブで進められている実務レベルの協議などでは、欧米諸国の交渉担当者は、相変わらず、途上国の市場開放の規模やスピードについて、途上国に強い圧力をかけ続けています。G8諸国の政府は「公正な貿易」に関して二枚舌外交をやめるべきです。
一方、欧米諸国が自国の農産品などに高い輸出補助金をつけ、途上国の農産品の競争力を低下させている問題については、残念なことに、欧米諸国はお互いを批判するのみで、輸出補助金の撤廃に向けた具体的な日程などは示されませんでした。
(4)個別分野:保健・感染症を例に
G8サミットで採択されたコミュニケには、アフリカ支援における各種の個別分野(平和・安定の実現、適切で責任ある統治の促進、人々への投資、経済成長の促進、開発への投資、パートナーシップと相互責任)に関する記述も盛り込まれました。これについて、保健・感染症対策分野を例に見てみたいと思います。
保健・感染症分野におけるG8サミットの主要な達成点として、以下の点が挙げられます。
(ア) アフリカにおける保健システムを、長期的な資金および技術の投入によって、国および地域レベルにおいて強化することを確約したこと。
(イ) 2010年までに、途上国における包括的なHIV治療の実現という目標に「できる限り近づく」ことを明記したこと。また、全てのエイズによる遺児および脆弱にさせられた児童が適切なサポートを得られるために働くことを明記したこと。
(ウ) このために、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」の2006-7年における資金需要を満たすために働くことを明記したこと。
(エ) マラリア、ポリオ、結核について、現存するイニシアティブを支援し、適切な対策をとることを明記したこと。
特にマラリア、ポリオについては、実現すべき具体的な資金拠出および具体策の実現のための目標を明記したこと。
また、エイズ・ワクチンなどの新規医療技術開発に向けては、昨年のシーアイランド・サミットを引き継ぎ、これらの開発に向けたG8諸国の結束や官民パートナーシップの実現などについての記述がなされました。
コミュニケにおけるこれらの記述はいずれも、アフリカにおける保健・感染症問題の克服に向けたG8諸国のリーダーシップを示すものとして評価できます。一方、問題として挙げられるのは、とくに(ア)の保健システム確立や(イ)のHIV治療実現等に向けて、G8としての具体策が十分には明示されていないことです。(ア)については、アフリカにおける保健医療分野の主要な問題として、欧米や他の高所得国への人材流出が挙げられますが、これについて、アフリカのとくに公的医療機関に人材をどのように恒常的に確保していくのかについての具体策は明確に示されていません。また、(イ)については、よりストレートに「2010年までの包括的AIDS治療の実現」を明記した6月のG7財務相会合コミュニケに比して、「できる限り近づく」(as close as possible)という表現を挟み込むことによって、壮大な目標に対して腰の引けた印象を拭えないものとなってしまっています。一方、マラリアやポリオについては、具体的な資金・対策の投入内容を明記したものとなっている点で、より進歩した内容であるということができます。
いずれにせよ、これらG8サミットは、たとえば9月にロンドンで開催される「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」の第3回資金補充会議などで、G8各国が具体的にどれだけの拠出を誓約するかなど、今後、G8諸国が具体的な貢献の規模や政策内容を問われる場面でどのような行動をとるかによって、その真価が問われることになります。多くの課題に関して、その主要な舞台は9月14~16日に開催される「国連ミレニアム+5特別総会」です。
3.日本が示した対アフリカ支援強化:NGOはこう評価する
一方、日本政府も、サミットの前の段階から、対アフリカ支援強化について様々な提案を行っています。上にも見たとおり、日本政府はサミット中に、2010年までに合計100億ドルの援助増額を発表しました。これについて、日本のアフリカ関係の市民社会は、以下のように評価しています。
(1)アフリカへの注目とODA増額は評価:しかし十分ではない
2005年7月8日、日本政府は英国で開催された主要国首脳会議(G8サミット)で、政府の途上国援助(ODA)を今後5年間で100億米ドル(約1兆200億円)増額すると表明しました。すでに2005年4月22日にインドネシアで開催されたアジア・アフリカ首脳会議(バンドン)で、小泉純一郎首相 は「今後3年間でアフリカ援助を倍増」すると表明しています。私たちは、政府がアフリカに目を向けたこと,および久しぶりにODA増額に踏み切ったことを高く評価します。
しかし,上記の二つのコミットメントは,残念ながらアフリカ民衆の要望に十分応えるものではありません。その理由は以下の通りです。
第一に,アフリカ援助を2003年水準から倍増したとしても,過去最高の水準であった1995年の実績よりも少ないのです。なぜなら2003年のアフリカ支援実績は、1995年の40%以下に縮小しているからです。
第二に,日本の二国間ODAにおけるアフリカの比重も,過去の実績を塗り替えることにはならないだろうと思われます。2003年のODAに占めるアフリカのシェアは8.8%であり,ODAの全体の増加を考慮すれば,3年後のシェアは1989年の15.3%を大きく上回ることはないと思われます。第三に,5年間で100億ドル(年間20億ドル平均)を増額しても,ODAの対GNI比は最大0.23%にとどまり,国際公約の0.7%に遠く及びません。
私たちは,日本のODA政策の中心にアフリカを据えることを求めています。貧困との闘いの最前線はアフリカにあるからです。具体的には、(特活)アフリカ日本協議会とTICAD市民社会フォーラムは2005年4月20日、アジア・アフリカ首脳会議に臨んで、以下のことを提案しました。
(ア)ODAの対GNI比0.7%達成の日程を明らかにすること
(イ)アフリカ援助の割合を二国間ODAの35%まで引き上げること
この二つの要求に日本政府が早急に応えるとともに,アフリカ支援への取り組みを長期的なビジョンに基づき,主体的かつ本格的に取り組むことを求めたいと考えます。
(2)対アフリカ支援における市民参加を強化すべき
私たちは,G8サミットにおいて,資金の増加のみが議論され,アフリカ支援における市民参加の重要性が無視されたことには失望を感じています。アフリカにおける貧困削減は,資金の増加だけでなく,市民社会の参加と動員なくしては実現し得ません。市民の開発への参加は、それ自体開発の目的のひとつです。同時に、援助が必要な人々に望ましい形で届くためには,市民社会の活躍と監視が必要です。つまり、市民社会の参加は、援助効率とアフリカ政府のガバナンスの改善にとってもなくてはならないものです。参加を軽視して量のみを増加すれば、現場での援助吸収の困難とガバナンスの悪化をひきおこす恐れがあります。例えば、南部アフリカに位置するアンゴラ共和国はアフリカで最高の経済成長を遂げているにもかかわらず、政府による利権独占の結果、貧困が深刻化しています。これは参加を欠いた歳入増加がひきおこす悲劇の一例であると言えます。
支援拡大の果実が確実に民衆に届くために、私たちはG8諸国に以下の二点の実現を提唱します。
(ア) 貧困削減戦略を政府中心から市民中心へと転換すること。現在の貧困削減戦略は、アフリカ民衆の知らないところで決定されており、アフリカの市民社会からも批判が出ています。G8諸国は、貧困削減戦略を市民主導のものとするため、ドナー、アフリカ双方の政府、市民社会が対等のパートナーとして協議する枠組みを各国に作るべきです。
(イ) アフリカの公的機関に対する,下からの制度的能力構築・ガバナンス改善の支援により力を入れること。アフリカ諸国の中にはガバナンスの問題を抱える国も少なくないことに留意し、市民の参加を基礎とした能力強化のための支援を行う必要があります。制度的能力構築とガバナンス改善支援は,末端から中央までの公的機関に対する市民の発言権と監視権を増加させることなしには達成されません。
また,わたしたちは日本政府に対し,以下の三点を提言します。
(ア) NGO経由の資金拠出を大幅に拡大すること。G8諸国のほとんどがODAの10‐40%をNGO経由で支出しているのに対し、日本の支出は3%以下です。援助によって政府だけが強化され、市民社会が相対的に衰弱しては、政府のガバナンス改善はありえません。市民を政策決定に近付けることで、援助の効果も向上します。また市民社会の能力を活用することが、援助吸収能力不足の問題を解決する最善の方策です。そこで、日本政府に対し、直ちに援助の10%をアフリカと日本の市民社会経由で活用することを決断することを求ます。(最終的には、この額を40%にまで近づけることを提案します。)
(イ) 日本の援助活用のために,アフリカ各国に市民社会参加の協議の枠組みを作ること。日本政府はアフリカ支援の増額に際し、債務削減を含めた日本の援助の活用に関する協議の場を設けるべきです。この協議の場は,アフリカと日本の市民社会が、政府と対等の立場で、正式に参加できるものでなければなりません。これまで日本の対アフリカ政策は,日本とアフリカの政府によって独占され,双方の市民社会は「意見聴取」の対象に押しとどめられてきたが,こうした状況は改革されねばなりません。
(ウ) 日本の政府・市民社会・民間部門が平等の資格で参加する「アフリカ支援連帯会議」(仮称)を設立すること。アフリカ支援は政府だけの仕事ではなく、民間企業やNGOも支援活動の一翼を担っています。また、アフリカ支援に使われる資金は日本国民の税金であり、国民には政府のアフリカ支援政策について監視・提言する権利および義務を有しています。今後アフリカ支援にむけて国民的合意を作り上げ、市民社会、民間部門に潜在する日本の開発能力の総力を上げるために、全ての関係者が参加する「アフリカ支援連帯会議」(仮称)を設立することを提案します。
4.次のステージ「国連ミレニアム+5総会」に向けて、市民社会の取り組みは続く
冒頭に確認したとおり、G8サミットは、世界の貧困問題、とくにアフリカの貧困をどう克服するかという問題を世界の主要課題とした点で大きな意義がありました。しかし、債務問題や貧困克服のための援助の増大、その他個別課題などについては、今後に大きな課題を残すものとなりました。市民社会のキャンペーンの今度の焦点はニューヨーク、9月の「国連ミレニアム+5特別総会」です。
このミレニアム+5特別総会に関しては、日本ではもっぱら、国連安保理改革、とくに「日本が安保理常任理事国になれるかどうか」という観点からのみ焦点が当たっています。しかし、この総会は、もちろん国連改革も主要課題の一つではあるものの、世界的には、「国連ミレニアム開発目標の達成に向けて、世界がどのように貧困克服に立ち上がれるか」が最大の焦点です。また、日本を始め、新たに安保理常任理事国になることを目指す先進国にとって、この国連総会での最大の試金石は、「世界の貧困の克服にどれだけ責任ある関与ができるか」ということです。
グローバル化の進展の中で、アフリカを始めとする世界の貧困を放置し、場合によってはそれを増幅してきたこれまでの国際社会。2005年を、こうした世界のあり方を転換するきっかけにすることができるかどうかは、市民社会がどれだけ声を上げ、行動できるかにかかっています。私たちは、G8サミットの成果と課題を踏まえ、9月の国連ミレニアム+5特別総会に向けて、日本から、持続的に市民社会の声を世界に響かせていきたいと考えています。
以上
投稿者 ほっとけない*** : 20:35
2005年07月07日
ホワイトバンド品薄のお詫び 7月中旬に改善予定
7/2(土)より、全国主要書店、タワーレコード、Francfrancにて発売されました、ホワイトバンドですが、たいへんありがたいことに大勢の方の賛同をいただいておりますため、現在品薄となっております。販売状況の改善まで、今しばらくお待ち頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
7月の中旬以降、状況を改善するよう尽力中です。
投稿者 ほっとけない*** : 23:20
LIVE 8 JAPAN 幕張メッセの様子
LIVE 8 JAPANは、7月2日午後8時、無事終了いたしました。チケット配布方法の発表がぎりぎりになったにも関わらず、たくさんのご応募をありがとうございました。お蔭様で、集客人数いっぱいの1万人の方に、この歴史的イベントにご参加いただけました。また、いただいた募金総額は、5,642,468円に上りました。
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投稿者 ほっとけない*** : 21:27
2005年07月06日
グレンイーグルス現地からのレポート
ほっとけない 世界のまずしさ事務局の林達雄です。
6日昼のエジンバラで行われたデモに合流しました。
ウエールズから来たおばちゃんも、ほっとけない世界の貧しさ。日本でもやってるよ。というと大感激してくれました。
アメリカ大使館をめざしたデモは、途中で警察に止められてしまいました。
6日は午後から雨。その雨の中、大人も子供もデモを楽しみました。
米国大使館をめざしましたが、馬に乗ったスコットランドの警察隊に止められました。残念。
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投稿者 ほっとけない*** : 23:41
2005年07月02日
朝日新聞7/1 に広告掲載されました
7/1 の朝日新聞朝刊に「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンの15段広告が掲載されました。
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投稿者 ほっとけない*** : 00:43







